横浜市で水道ICT情報連絡会を開催
令和7年6月27日、横浜で「水道ICT情報連絡会」が開催されます。この会議は、全国の水道事業体が直面している課題を共有し、技術提案を通じて解決を図ることを目的としています。近年、水道事業は設備の老朽化や水需要の減少、担い手不足といった多様な問題を抱えており、この問題解決に向けて、ICTやDX(デジタルトランスフォーメーション)の活用が不可欠です。
会議の目的と背景
水道ICT情報連絡会は、全国の22の水道事業体が集まり、技術提案を通じて共に課題解決に取り組むために設立されました。今年3月には国土交通省が「上下水道DX技術カタログ」を発表し、官民一体でのDX推進が重要視されています。この流れを受けて、今回の会議では民間企業からの技術提案が歓迎されています。
会議は、技術提案の発表や意見交換を行う場です。「第6回情報連絡会」では、点検・診断、さらには水道スマートメーターに関する技術提案が話し合われます。ここで発表される技術のいくつかは、生成AIを用いた業務支援ソリューションや、AIを活用した管路更新計画策定技術など先進的です。
イベントの詳細
日時と場所
- - 日時: 令和7年6月27日(金)10:00~17:00(受付は9:30開始)
- - 場所: TKPガーデンシティプレミアムみなとみらい
(横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル5F)
一般参加者は、オンラインでの聴講が可能です。
内容
1.
技術提案に関する発表: 応募された13件の技術提案が発表されます。具体的な提案内容には、生成AIによる業務支援や、AI/Iotを活用したDX推進技術が含まれています。
2.
パネル展示および意見交換: 参加事業体や提案企業を対象に、会場内で展示が行われ、意見交換の場も提供されます。
オンライン参加
オンライン配信は無料で、誰でも参加できます。ただし、コメントやチャットは受け付けていません。参加を希望される方は、指定のURLから6月13日以降に視聴できます。
取材申し込みについて
取材希望者は、所定の取材申込書を横浜市水道局にメールで提出する必要があります。申込期限は6月20日までです。
結論
この「水道ICT情報連絡会」は、技術革新を通じた持続可能な水道事業の運営を目指す画期的な取り組みです。地域のインフラを守り、未来の水道事業の発展に向けた重要な一歩となることでしょう。参加を希望する方は、ぜひオンラインでの視聴を検討してください。