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車内置き去り防止支援装置の新たな一歩

近年、 車内に置き去りにされる子どもやペットの事故が報じられ、社会的な関心が高まっています。こうした事故の再発を防ぐために、レシップホールディングスが新たな車内置き去り防止支援装置を開発しました。この装置は、電池レスの無線押しボタンを活用し、運転手に車内の確認を促す機能を備えています。

画期的な設計と機能

この装置の最大の特徴は、エンジンを停止すると鳴り始めるチャイムと、それを止めるための押しボタンシステムです。車内の後部に設置された押しボタンを押すことで、チャイムが止まり、乗務員は車内に誰も残っていないか確認する機会を得ます。これにより、誤って車内に人を置き去りにするリスクを大幅に軽減します。

さらに、無線式の押しボタンは配線工事が不要であるため、既存の車両への後付けが非常に簡単です。また、電池の交換が不要なため、長期間にわたって安心して使用することができます。この技術は、押した力を電気信号に変えて送信することで実現しています。

高い自由度と省エネルギー設計

押しボタンの設置位置や個数にも柔軟性があります。無線式であるため、取り付ける場所に制約がなく、高い位置に設置することで小さな子どもによる誤操作を防ぐことも可能です。また、エンジンオフ後には電力を消費しない設計が施されており、環境への配慮も忘れがたいポイントです。

バス業界への貢献

レシップホールディングスは、長年にわたりバス業界での電装機器製造に携わってきました。今回の装置も、過去の納入実績やノウハウを活かして開発されました。バス事業者が効率的に設置できるような工夫がされています。

まとめ

この新しい車内置き去り防止支援装置は、安全な移動環境を支えるための画期的なソリューションです。今後も、レシップホールディングスは、より安全で快適な移動を実現するための製品開発に努めていくことでしょう。安全と安心を両立させるために、この技術が多くの現場で活用されることを期待しています。

お問い合わせ先

レシップホールディングス株式会社
経営管理部 広報担当
TEL: 058-324-3121
FAX: 058-323-2597

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