脱炭素経営EXPO春2025で中小企業向けの解決策を提案
2025年2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催された「脱炭素経営EXPO春2025」に、株式会社ディエスジャパンが出展しました。この展示会は、企業が脱炭素経営に向けた具体的な一歩を踏み出すための貴重な機会となりました。
ディエスジャパンの取り組み
ディエスジャパンは、製造業や建設業などの中小企業を対象に、CO2排出量を会計データと紐づけて自動的に算出するツール「ファストカーボン」を紹介しました。このツールを使用することで、手間をかけずにCO2排出量を明確にし、企業が持続可能な経営に向けて進む手助けができます。特に、中小企業にとっては、簡便に環境負荷を管理できるソリューションが求められています。
また、ディエスジャパンのブースでは、イタリアのCRIF社が提供する国際基準のESG評価サービス「Synesgy」をも紹介しました。これにより、企業は自社のESG活動に関する評価を受けることができ、毎年の報告が求められる中、情報開示のための大きな助けとなります。
来場者の反響
3日間でおよそ1400名の来場者が、ディエスジャパンのブースを訪れました。彼らは主にCO2排出量の算定を始めようとしている企業、すでに取り組んでいるが新たなツールを探している企業、さらには今後のために準備を進めている企業の担当者たちでした。多くの方々が、CO2排出量の見える化を進める中で、具体的な削減施策についての情報を求めていました。
開放的なブースと新しいニーズ
ディエスジャパンのブースは開放的で多くの来場者の目を引きました。「いつもの会計データだけでCO2排出量を楽々算定できるクラウドシステム」というキャッチフレーズが大きく掲げられ、来場者からは「使いやすく簡便なツールを探している」という声が多く寄せられました。
この展示会では、CO2排出量の見える化だけではなく、その後の課題についても語られました。例えば、中小企業が「現在のツールは使い勝手が悪い」、「見える化が実現したが具体的な施策が分からない」といった声がありました。
離陸したサステナビリティ評価
展示会では、CRIF Japan株式会社の村上氏が登壇し、ESG評価の重要性について紹介しました。特に、EUを中心とした非財務情報開示の流れや、「Synesgy」による評価事例が、高く評価されました。「サプライヤーチェーンの多くでCSRDに基づく情報管理が課題」とされており、これを解決するための手段として「Synesgy」が注目されています。
未来に向けての展望
ディエスジャパンは、今後も「ファストカーボン」と「Synesgy」を通じて中小企業のESG経営を促進することを目指します。来場者のニーズを深く理解し、その期待に応える形で、持続可能な社会の実現に向けた貢献を続けていきます。
さらに、同社は「OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション」にも参加し、地域全体でのCO2排出量削減に寄与する取り組みを進めています。
会社概要
株式会社ディエスジャパンは1985年に設立され、リユーストナーの製造販売を中心に、環境負荷低減に取り組んでいます。お客様に対して「仕事をもっと楽しく、共生社会を実現する」というミッションを掲げ、持続可能な未来を創ります。
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