我が国政府、UPU国際事務局長選挙に目時政彦氏を立候補させる方針を発表
我が国政府、目時政彦氏の再選を目指す
総務省は、2025年9月にアラブ首長国連邦(ドバイ)で開催予定の万国郵便大会議において、目時政彦氏を万国郵便連合(UPU)の国際事務局長選挙に立候補させることを正式に決定しました。目時氏は2022年からUPU国際事務局長として在任しており、今後も彼のリーダーシップのもとで業務の強化が期待されています。
万国郵便連合(UPU)の役割とは?
UPUは1874年に設立された国連の専門機関であり、郵便業務の円滑な運営を通じて国際的な通信や文化、社会、経済の分野での協力を促進する役割を持っています。現在、192の国・地域が加盟しており、日本は1877年からその一員です。そのため、日本は財政的、人的資源の面でUPUに対して大きな支援を行う国の一つとなっています。
目時政彦氏とその業績
目時氏は、郵政省での勤務開始後、日本郵便株式会社で国際郵便に関する業務に従事し、多くの経験を積んできました。2012年からはUPUの郵便業務理事会の議長を務め、2021年に国際事務局長に選出されています。そのため、彼は郵便業務に関する技術的な問題にも精通しており、高い評価を受けています。今後も再選を果たすことで、日本人として初めてUPUのトップを継続することが期待されます。
再選に向けた取り組み
我が国政府は、UPUに加盟する各国政府に積極的に働きかけを行い、目時氏の再選を目指していく方針です。彼が引き続き国際的な郵便業務の健全な発展のために、強力なリーダーシップを発揮することが求められています。今後の進展に注目が集まります。
このタイミングでUPUの重要性や目時氏のリーダーシップを再認識することが、国際的な郵便ネットワークの発展に寄与すると期待されています。