名古屋守山に新たな物流施設「LOGIFRONT」が建設開始

名古屋守山に新たな物流の拠点「LOGIFRONT」着工

日鉄興和不動産株式会社（本社：東京都港区、社長：三輪正浩）は、愛知県名古屋市守山区において、新たな物流施設『（仮称）LOGIFRONT名古屋守山』の建設を開始しました。このプロジェクトは、中部圏での「LOGIFRONT」シリーズの第2弾として位置付けられており、2027年1月末の完成を目指しています。

立地の魅力

本施設は名古屋市守山区、名古屋第二環状自動車道「勝川」インターチェンジからおよそ5kmという好立地にあります。名古屋市は200万人以上の人口を有する都市であり、交通の便も良好です。JR中央本線の「名古屋」駅から「新守山」駅へは電車で16分、「新守山」駅からは徒歩わずか14分で到着できます。これにより、アクセスの良さから来る通勤利便性は従業者にとって大きなメリットとなります。

先進的な施設設計

この新しい物流施設は、地上4階建てのBOX型設計で、1階には両側からのアクセスを可能にしたバースが設置されます。施設全体の動線は大型車両と一般車両の出入口を分離し、歩行者や自転車に配慮されています。また、最大4つに分割利用が可能な柔軟な平面計画が設けられています。外観には金属断熱サンドイッチパネルを採用しており、断熱性と耐震性に優れたデザインが特徴です。さらに、モノトーンの色調を基盤にした洗練された外観は、美観にも配慮されています。

環境への配慮

新設される施設では、環境保護にも配慮した取り組みがなされています。日本製鉄株式会社との協業で、マスバランス方式を活用したグリーンスチール「NSCarbolex(R) Neutral」を鉄骨に採用。この鋼材を使用することで、CO2排出量の削減が期待されています。その他にも、太陽光発電設備の導入や全館LED照明の設置など、環境に優しい施策を積極的に取り入れ、CASBEE新築（Aランク）の取得実績も持っています。

物流施設事業の展望

日鉄興和不動産は、2018年にロジフロント事業推進部を設立し、物流施設開発を中核事業として位置づけてきました。現在では、首都圏や中部圏、近畿圏で複数の先進的物流施設を展開しています。お客様のニーズに応じた柔軟な開発を行い、今後も産業用不動産の開発を積極的に進めていく方針です。物流効率化を目指し、新たな投資と開発を推進し、社会課題の解決に取り組む姿勢を持っています。