株式会社ひととこむ、マラトンキャピタルとの提携で新たなステージへと進化

株式会社ひととこむとマラトンキャピタルの資本業務提携

株式会社ひととこむが、2025年6月30日付でマラトンキャピタルパートナーズ株式会社との資本業務提携を発表した。この提携により、同社はさらなる事業拡大とサービス品質の向上を目指す。

企業の成り立ちと成長

ひととこむは2020年に設立され、「遊ぶように痩せる」をテーマにしたパーソナルジム『Rat』を運営している。設立以来、全国の主要都市に直営店舗13店、フランチャイズ店舗7店を展開し、会員数も過去3年間で約4倍に増加した。

近年のフィットネス市場の成長や健康意識の高まりを背景に、ひととこむは急速な成長を遂げている。今回の提携は、企業のさらなる飛躍に向けた重要なステップとして位置づけられている。

提携の目的と期待

マラトンキャピタルはプライベートエクイティファンドを運営し、企業の長期的な成長を支援する投資会社である。この提携によって、ひととこむは次の成長ステージに必要な組織体制の強化、人材の採用・育成、店舗展開の加速などを実現していく計画だ。

ひととこむは積極的に以下の施策を推進することを表明している。
1. 既存店舗のサービス品質の向上と新規店舗の積極展開
2. パーソナルトレーナーの採用・育成を通じた人材基盤の強化
3. マラトンキャピタルの投資先企業との連携による新たな事業機会の創出

これにより、ひととこむは2025年以降の持続的な成長を目指している。

今後のビジョン

今後もひととこむは、「遊ぶように痩せる」という企業文化を大切にし、トレーニングの楽しさを追求しながら、顧客満足度の高いサービスを提供していく考えだ。また提携によって得られるリソースとノウハウを活用し、より多くの人々に健康的なライフスタイルを提供することを目指している。

ひととこむの代表取締役内田祐介氏は「マラトンキャピタルとの提携を通じて、当社は新たな成長の機会を得られると期待している。」と述べている。フィットネス業界の変化に対応し、顧客ニーズに即したサービスを提供し続けることが企業の課題であり、今回の提携がその大きな推進力となるだろう。