日本初上陸!高性能金属3Dプリンター「XM200G」が販売開始!
株式会社システムクリエイトは、アメリカ・XactMetal社の金属3Dプリンター「XM200G」の販売を開始しました。
「XM200G」は、ガルバノレーザーを搭載することで、高速造形と高精度な造形を両立した、バランスの取れた金属3Dプリンターです。導入しやすい価格帯と、125mmまたは150mm角のビルドボリュームも魅力です。
「XM200G」の4つのポイント
POINT 1:高速造形が可能
「XM200G」は、ガルバノミラーを採用することで、レーザー照射位置を高速に制御します。最大20.7m/秒の走査スピードを実現し、さらにパフォーマンスガルバノを使用すれば34.6m/秒まで高速化が可能です。また、FΘレンズを採用することで、どんな入射角のレーザーも積層面に対して面直に照射できるため、高精度で再現性の高いモデルを造形できます。さらに、デュアルレーザーを搭載することも可能で、造形スピードを大幅に向上させることができます。
POINT 2:初めてでも使いやすい操作パネル
本体に設置された19.5インチのタッチパネルは、付属のXact Metalソフトウェアを使用して、ファイルのロードやプリント設定、内部カメラによるプリント状況の確認などが可能です。テーブル温度や酸素含有量、システムの圧力などの主要測定値は、グラフ表示で確認できるため、異常な状態を簡単に把握できます。
POINT 3:アルミニウムやチタンなどの活性金属にも対応
「XM200G」は、高出力で高効率なイッテルビウム(Yb)レーザーを搭載しており、100W、200W、400Wのラインアップから選択できます。各金属材料の特性に合わせたレーザー出力を選択することで、幅広い材料に対応可能です。
POINT 4:オープンマテリアル仕様により柔軟にプリントが可能
ステンレス、工具鋼、超合金、銅、チタン、アルミニウムなど、様々な汎用金属粉末を使用できます。タッチパネルからレーザー出力や速度、ベッド温度、溶解力、再コーティング速度などをリアルタイムで調整することも可能です。さらに、市販の産業用金属粉末などを利用してカスタム材料の露光パラメータを開発することも可能です。
「XM200G」は、製造や研究開発など様々な分野で活躍が期待されます。
「XM200G」の主な仕様
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レーザータイプ | Ybファイバーレーザー100W/200W/400W |
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走査スピード | 最大20.7m/秒(標準ガルバノ)/ 34.6m/秒(パフォーマンスガルバノ) |
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造形スピード | 6~9 c㎥/時 / 12~16 c㎥/時 (デュアルレーザ) |
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造形サイズ | 125×125×125 mm / 150×150×150 mm |
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本体サイズ | 650×780×1,930mm(380kg) |
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本体重量 | 380kg/425kg(デュアルレーザ) |
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使用電源 | 単相 100-120 / 200-240V ・ 50/60 Hz |
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*はオプション
XactMetalについて
Xact Metalは、金属3Dプリンティングの価値を広く知らしめたいという思いから、誰もが利用できる価格帯の金属3Dプリンターの開発に取り組んでいます。画期的な技術と組み合わせることで、高性能な金属3Dプリントを低価格で提供することを目指しています。
「XM200G」の詳細はこちら
Xact Metal社のウェブサイト
株式会社システムクリエイトについて
株式会社システムクリエイトは、金属3Dプリンターをはじめとした最新技術の導入支援や、3Dプリンターを活用した設計・製造のサポートを行っています。
まとめ
「XM200G」は、高速造形と高精度、そして使いやすさを兼ね備えた、次世代の金属3Dプリンターです。製造や研究開発など幅広い分野で活躍が期待されます。