自律型AIエンジニア『CodeAGI』Enterprise版の提供開始
自律型AIエンジニア『CodeAGI』のEnterprise版が2024年9月より本格的にスタートしました。この新サービスは、約7カ月間のβ版運用を経て、より多くのユーザーのニーズにお応えしていくことを目指しています。特に、企業ごとの特性に合わせたPoC(概念実証)を通じて、最適なソリューションが提供される点が大きな魅力となっています。
NTTコムウェア株式会社との提携
NTTコムウェア株式会社では、CodeAGIを大規模なデータ移行プロジェクトに導入しました。これにより、移行作業にかかる工数を劇的に削減し、効率的な開発プロセスを実現しようとしています。特に、基幹系システムへのデータ移行に関しては、多くのデータ変換プログラムが必要とされる中で、その全自動化が期待されています。
導入前の課題
これまでのシステムでは、多様なデータを扱う必要があり、データ移行ツールの実装に多くの手間がかかっていました。また、システムの仕様変更に即座に対応することも大きな課題でありました。
導入後の期待
CodeAGIの導入により、これまでの手作業に比べて生産性が飛躍的に向上することが予想されています。特に、設計書からソースコードを自動生成する機能が加わることで、アプリケーションの仕様変更にもスムーズに適応できるようになるのです。これまでの開発プロセスが大きく変わることが期待されています。
新機能の追加とアップデート
新たな機能がCodeAGIに追加されています。具体的には、フロントエンド開発にJavaScript-Reactを選択できるようになり、さらにVBAプログラム言語のサポートも加わりました。また、Visual Studio Codeでのファイル編集機能も新設され、ユーザーの利便性が大幅に向上しています。これにより、設計書が解析できない際の学習機能も新たに搭載されるなど、機能が一層充実しています。
特に注目すべきは、ER図の解析機能が追加された点です。これはWindows版に限定されますが、ユーザーがデータベース設計においてより直感的に操作できるようにサポートします。また、全体的なユーザビリティの向上も図られており、多くの方々に利用していただける基盤が整ってきています。
CodeAGIのサービスサイトと体験版
CodeAGIのサービスサイトもオープンしました。こちらでは、製品の詳細情報が確認できるほか、体験版のダウンロードも可能です。AI技術に興味のある方はぜひ試してみてください。
ソプラ株式会社について
ソプラ株式会社は、2019年に自社開発した自然言語解析・AI推論エンジン「AIes」を基に、様々な大手企業と協力してAI技術の研究開発を進めています。大阪を拠点に、Webシステムの開発からモバイルアプリの開発まで、多岐にわたるサービスを提供しております。
代表は白川基光氏で、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するため、今後も新たな技術開発に取り組んでいくことでしょう。今後のCodeAGIの動向から目が離せません。