京都の新スポット「展文庫」
2021-05-24 16:00:57
三浦展氏の貴重な蔵書を楽しむ新しい貸し空間「展文庫」が京都に登場
京都の新たな知の拠点「展文庫」
2023年6月1日、京都に新たな貸し空間「展文庫」がオープンしました。この施設は、社会デザイン研究者の三浦展氏が所有する貴重な蔵書の数々に囲まれた特別な場所です。ここでは、建築や社会、文化に関するさまざまな本が手に入ります。特に、三浦氏と親しい建築家・隈研吾氏が執筆した著作や、隈氏が影響を受けた作品が並ぶ特別コーナーも設けられています。
「展文庫」は、まさに大人が楽しめるオアシス。1960〜70年代の雑誌『太陽』や、他では手に入らない貴重な書籍が取り揃えられています。施設のインテリアは三浦氏の書斎をイメージしており、入るだけで特別な時間を過ごす気分に浸れます。また、室主が厳選した京都のお茶が提供されるため、カフェとしても利用可能です。
一組貸し切りの贅沢な空間
「展文庫」の特徴は、一組貸し切りという贅沢な利用スタイルです。最大4名までのグループが、一時間から利用できるため、調査研究や執筆、打ち合わせ、さらには知的なお茶の時間など、時間を独り占めすることができます。利用料金は90分で1,000円からと、非常にリーズナブルです。また、新書や古書の販売や企画展も随時行われる予定です。
三浦展氏のトークイベントも
「展文庫」では、三浦氏自身が登壇するトークイベントも開催予定です。文化人や学識者が集まる京都・今出川エリアに位置するこの施設では、三浦氏の深い知見を直接学べるまたとないチャンスです。ただし、イベントの開催はコロナ禍の状況により決定されるため、参加を希望する方は注意が必要です。
石岡瑛子フェアも開催中
現時点では、展文庫内での「石岡瑛子フェア」も実施中です。日本の伝説のデザイナー、石岡瑛子氏に焦点を当てたこのフェアでは、評伝『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』の販売が行われています。サイン本も用意され、彼女の創作世界に触れるまたとない機会です。会期は10月末までとなっているので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
利用方法とアクセス
「展文庫」は予約制で、利用希望日時をメールで申し込むことで利用が可能です。利用時間は10:00〜19:00までで、広さは約3畳の和室。料金は、90分1,000円から。室内はWIFIやエアコン完備で、快適に過ごせる環境が整っています。アクセスは、京都市営地下鉄烏丸線の「今出川」駅から徒歩7分と便利な立地です。
この新しい貸し空間「展文庫」は、ただ本を読むための場所ではなく、知識を深めたり、新しいインスピレーションを得たりするための特別な空間です。あなたも、三浦展氏の貴重な蔵書を囲みながら自分だけの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アッドスパイス
- 住所
- 京都府京都市上京区今出川通堀川東入飛鳥井町267-4 アッドスパイスビル3階
- 電話番号
-
075-205-4789