Synologyが発表した新型ストレージシステムの革新性とは
2026年7月27日、東京で開催された発表イベントで、Synologyが新たにコンパクトかつ信頼性の高いストレージシステム、RackStation RS1226+とその冗長版であるRS1226RP+を発表しました。これらのシステムは、中小企業やリモート環境に最適化された設計で、特に限られたスペースに設置する際の柔軟性が特徴です。
限られたスペースでも高性能
新型のストレージシステムは、2Uのサイズに8ベイを搭載し、奥行きの浅いシャーシを採用しています。このため、支店やネットワーキングクローゼットなど、物理的な設置スペースが限られた環境でも安心して使用できるのがポイントです。SynologyのプロダクトマネージャーであるJulien Chenは、現代のリモートオフィスには「管理の複雑さを増やさずに高い性能と容量を提供するストレージが必要である」と語ります。
RS1226+とRS1226RP+は、シーケンシャル読み書き速度がそれぞれ2,300MB/sおよび1,500MB/sに達し、高速のデータ転送を実現。内蔵の2.5GbEポートやM.2 NVMeスロットにより、SSDキャッシュを利用することでさらにパフォーマンスが向上します。また、必要に応じて10GbEや25GbEの接続も選択でき、ビジネスニーズに応じたサポートが可能です。
拡張性と信頼性
Synologyのストレージシステムは、RX426拡張ユニットとの組み合わせにより、最大12ベイまで拡張可能です。これにより、ビジネスの成長に応じでシステムのスケールアップが容易になります。特に、RS1226RP+モデルはデュアル電源を備え、停電時でも運用を継続できるため、信頼性を確保しています。さらに、ホットスワappableなドライブトレイとオンラインボリューム管理機能により、メンテナンス中もオンライン状態を維持します。
ビジネス向けの多様な機能
このストレージシステムは、SynologyのDiskStation Manager (DSM)を搭載し、ビジネス環境に必要な統合ツールを多数提供します。たとえば、Synology Driveを通じてプライベートクラウドに変換し、分散チームにはクロスプラットフォームでのアクセスを可能にし、拠点間同期を実現します。
また、Synology Virtual Machine ManagerやContainer Managerにより、VMストレージやバックアップソリューション、さらにはテストやサンドボックス環境向けの軽量VMやコンテナが利用可能です。これにより、様々なビジネスニーズに対応することができます。
更に、自動でアクセス頻度の低いデータを性能層と容量層の間で移動させるSynology Tiering機能が搭載されており、ストレージの効率化が図られています。DSM 7.4のストレージ効率機能を用いることで、同じ面積に対して最大3.5倍のデータを保存することも可能です。
利用開始日
RS1226+とRS1226RP+は、2026年7月27日より、Synologyのパートナーおよび販売代理店を通じて販売されます。詳細については、公式な製品ページをご確認ください。これら新しいストレージシステムは、業務を効率化し、成長するビジネスに確かな基盤を提供してくれることでしょう。