iQUAVISが認証取得
2025-07-16 13:25:19

電通総研のiQUAVIS、ISO 26262認証取得で製造業支援を強化

電通総研、製造業向けソリューションで新たな一歩



株式会社電通総研は、製造業向けの製品開発支援ソリューション「iQUAVIS(アイクアビス)」が国際的な機能安全規格「ISO 26262」において認証を取得したと発表しました。この認証取得は、ドイツのテュフ ラインランド グループによるもので、日本企業の開発したシステムがこの規格に準拠するのは初めてのケースです。

iQUAVISとは


「iQUAVIS」は、電通総研が2006年に開発したもので、自動車や重工業、電機精密、医療機器などの分野で使用されています。このソリューションは、製品の企画から開発プロセスまでの情報を一元化し、要件定義やリスク管理を支援するものです。これにより、製品開発の業務効率化と品質向上を実現しています。

ISO 26262認証取得の意義


近年、製造業はテクノロジーの進展により複雑化し、高機能かつ高性能な製品の開発が求められています。特に、自動車産業では電子システムが多く使用されており、その機能安全を確保するための「ISO 26262」規格の重要性が増加しています。そんな中で「iQUAVIS」がこの認証を取得したことは、自動車業界における新たな安全基準への対応を可能にします。

今後の展望


「iQUAVIS」のISO 26262認証取得を契機に、電通総研は自動車の電気・電子システムにおける機能不全を減少させるための支援を行います。また、この認証に基づく自社開発の独自テンプレートを「iQUAVIS」に組み込むことで、よりスムーズな製品開発が実現される見込みです。

さらに、AIなど先進テクノロジーを活用し、グローバルなコンサルティングサービスの提供を進めていく方針です。これにより、企業や社会が抱える課題を解決し、新たな価値を生み出していくことが期待されます。

電通総研のビジョン


電通総研の企業ビジョンは「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」です。つまり、システムインテグレーションやコンサルティングを通じて、社会全体の進化を支援することを目指しています。また、X Innovation(クロスイノベーション)を推進し、これからも人とテクノロジーを結びつけて、多様な価値を創出し続けることを目指しています。

電通総研はこれを機に、自社のソリューションの開発強化を進めつつ、企業や社会における新たな課題解決への取り組みを続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社電通総研
住所
東京都港区港南2−17−1
電話番号
03-6713-6100

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