三井ショッピングパークが大晦日・元日の短縮営業を導入しました！

三井ショッピングパークららぽーとが新たな営業スタイルを導入

三井不動産商業マネジメント株式会社は、大晦日及び元日において、選択制の時間短縮営業を試験的に実施すると発表しました。これは、全国に展開する「三井ショッピングパークららぽーと」と一部の施設において、働くスタッフのワークライフバランスを願った取り組みです。

時間短縮営業の概要

具体的には、2024年の大晦日（12月31日）と2025年元日（1月1日）に、約23の商業施設で営業を1時間前倒しする形で終了します。これに伴い、大晦日の営業は物販が10:00から19:00、飲食が11:00から19:00となりますが、時短営業を選択した店舗は終了時間が18:00に。元日も物販は10:00から20:00、飲食は11:00から21:00とし、時短営業を行う店舗はそれぞれ1時間早く営業することになります。

この取り組みは、近年、商業施設業界が直面する人手不足という大きな課題を解決するための第一歩とされています。特に、大晦日や元日はスタッフの確保が難しい時期であり、多くの施設が休業を選択する中で、営業の効率化と働きやすさを向上させる方策の一環として、この短縮営業が導入されました。

スタッフの働きやすさが中心

ヒアリングの結果、「年末年始の売上が高い時期ではあるが、スタッフの働きやすさを考慮し休業を希望する」という意見や、「営業を望むが19時以降は集客が減少するため、時短営業を希望する」といった声が明らかになりました。このことから、選択制の短縮営業が行われることになりました。

企業の理念として、三井不動産グループは「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」を掲げています。この理念のもと、地域と共生し持続可能な成長を目指すこともその背景にはあります。

取り組みに期待

今後、この取り組みの成果を検証し、改善点を協議しながら、最適な営業時間の提案を継続していく計画です。三井ショッピングパークは、商業施設で働く魅力を高め、スタッフが生き生きと働ける環境作りを引き続き進めていきます。

三井ショッピングパークには、ららぽーとを含めた様々な施設があり、各地で地域住民とのつながりを大切にしながら成長を図っています。大晦日・元日がどのような結果になるか、そして今後どのように改善されていくかが注目されます。