30周年を迎えた『MEMORIES』が4Kリマスターで復活
アニメーションの巨匠、大友克洋が原作・製作総指揮を務める映画『MEMORIES』が、公開から30年を迎え、2025年11月28日(金)から全国でのリバイバル上映が決まりました。本作は、国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」が主催するリバイバル上映プロジェクトの一環で、4Kデジタルリマスター版として上映されるため、当時の映像と音響を新たに体験できる貴重な機会です。
30周年記念ポスターのプレゼントキャンペーン
上映に合わせて、特別なプレゼントキャンペーンも実施されます。『MEMORIES』の30周年を記念したビジュアルを使用した上映告知ポスター(B2サイズ)がSNSでのフォロー&リポストを通じて抽選で3名に当たります。このポスターは、過去のアートワークをリデザインしたもので、非常に豪華な仕上がりです。応募期間は2025年11月25日から12月11日まで。ファンにはたまらないチャンスですね。
作品の概要と上映情報
『MEMORIES』は、日本のアニメーション映画の金字塔とも言える作品で、オムニバス形式の3つの短編から構成されています。「彼女の想いで」、「最臭兵器」、「大砲の街」の3話がそれぞれ異なるテーマを持ちながらも、大友克洋らしい独特の世界観を醸し出しています。
新しい上映版は全国74館で行われ、北海道から沖縄まで各地で楽しむことができます。上映劇場は公式X(Twitter)アカウントで随時発表される予定です。また、チケット価格は1600円均一で、登録した劇場で購入できますが、サービスデーや特別割引は対象外となりますので、注意が必要です。
それぞれの短編について
「彼女の想いで」
2092年の宇宙を舞台に、不思議な信号を受信したゴミ回収作業員たちが、幻の中で閉じ込められる様子を描いています。これにより、観客は感情豊かなソプラノ歌手の「想い」に触れ、深い感動を覚えます。
「最臭兵器」
こちらの短編では、一見普通の薬が実は極秘に開発された恐るべき兵器であったことが描かれています。このダークユーモア溢れる物語は、観客を引き込む要素にあふれています。
「大砲の街」
無数の移動砲台都市で、ただ大砲を撃つためだけに生活する人々の日常が描かれています。この平凡さの中に隠された鋭い風刺が、現代社会へのメッセージを暗示しています。
最後に
『MEMORIES』の新しい上映を通じて、アニメ界の名作に触れる良い機会となるでしょう。この貴重なリバイバル上映に合わせてポスターなどの特典も用意されていますので、ファンの方はぜひこの機会をお見逃しなく!
詳細は公式ウェブサイトやX(Twitter)で随時お知らせされますので、チェックしてみてください。