自動操舵システム「ALLYNAV AF305」が進化
農業の自動化が進む中、ALLYNAV AG株式会社(北海道)は新たな自動操舵システム「ALLYNAV AF305」シリーズを発表しました。この製品は、日本の準天頂衛星システム「みちびき」に対応した独自の技術を取り入れ、さらなる精度を提供します。
新ラインナップの概要
今回の改定により、ALLYNAV AF305シリーズにフラッグシップモデルとベーシックモデルの2種類が追加されました。具体的には、QZSS(準天頂衛星)非対応のベーシックモデルと、QZSS CLAS(センチメーター精度測位補正)に対応したフラッグシップモデルです。フラッグシップモデルには、数量限定でデュアルIMU(慣性計測ユニット)が付属する特典もついており、生産性向上が期待されています。
スペックと価格
新ラインナップの各モデルの特長は以下の通りです:
- QZSS非対応
- 価格:¥770,000
- QZSS対応アンテナ搭載
- 価格:¥870,000(通常価格から最大14.4%引き下げ)
QZSS対応モデルは、インターネット接続なしでセンチメートル精度(実績2.5cm)を実現するため、安定した操舵決定をサポートします。
自動操舵の目的と意義
ALLYNAV AGは、「高精度・低コスト・高信頼」をコンセプトに自動操舵システムの開発を進めています。今回の改定は、農業の自動化を推進するため、導入コストを下げる狙いがあります。これは販売代理店だけでなく、エンドユーザーにとっても大きなメリットです。農業業界は、労働力不足や高齢化が進む中で、自動化技術のニーズが高まっており、本製品はその解決策として注目されています。
未来への展望
ALLYNAV AG株式会社は、今後2025年度内にファームウェアのさらなる改良を予定しています。これにより、エンドユーザーと代理店の双方に恩恵をもたらし、より便利で使いやすいシステムへと進化していく予定です。
ALLYNAV AG株式会社とは
ALLYNAV AGは農業用自動操舵システムと自律走行技術の開発・販売を手がける日本法人です。中国ALLYNAV本社との技術連携により、日本市場に特化したソフトウェア開発を行っています。農業や林業、インフラ向けの自動操舵やRTK測位機器の提供を通じて、持続可能な農業の実現に貢献しています。
製品に関するお問合せ
販売やデモに関する詳細情報は、全国の取り扱い店で確認できます。また、モニター展開も計画中です。興味がある方はぜひお問い合わせください。
連絡先情報
- - ALLYNAV JAPAN / AG株式会社 公式サイト: ALLYNAV
- - 株式会社MAZEX 公式サイト: MAZEX
「日本の作業を、スマートに進化させる」ため、ALLYNAVは未来を創造します。