廃タイヤを活用したSEALのリユースプロジェクトがスタート

新たな時代の到来：SEAL Re Carryプロジェクト

現在、私たちの便利用性に頼りすぎて、環境問題が深刻化しています。特に、繊維産業においては年間9,200万トンもの衣類や鞄が焼却や埋立てられているという厳しい現実があります。そんな中、株式会社モンドデザインが展開するバッグブランド「SEAL」は、環境保護に貢献すべく新プロジェクト「SEAL Re Carry」を発表しました。このプロジェクトは、ユーザーが不要になったSEAL製品を買い取り、クリーニングや補修を施した後に新たな持ち主に届けるという取り組みです。

この取り組みの特徴は、リユース製品にも新品と同等の保証や修理サービスがつくことです。ユーザーは、定価の2割から7割程度で良質な製品を手に入れることができます。この新しい形の流通は、持続可能なライフスタイルを求める人たちにとって大きな利点になるでしょう。

具体的なお申し込み方法

SEAL Re Carryのサービスは、基本的にどの時期に買ったSEAL製品でも対象で、2025年2月27日から開始されます。申し込みは簡単で、公式サイトで必要な情報を記入したのち、商品の郵送または店舗への持ち込みになります。商品の状態によっては買い取りできない場合もあり、その際もお客様が希望しない限り、途上国への物資支援として寄付されることになります。

日本の職人技術による製品

SEALは、日本の職人による高い技術によって製造されています。その中には、廃タイヤを使用したバッグや、製造が難しい異素材とのコラボ製品も含まれています。このような製品は、自分だけのオリジナル感を楽しむ層や、新たなライフスタイルを追求する人々に特に好まれています。

環境への貢献と社会貢献

このプロジェクトを通じて、SEALはReuse・Reduceの精神を広め、利用者と共に廃棄物の削減に努めています。また、WWF（世界自然保護基金ジャパン）への寄付や植林活動を行うことで、気軽に社会貢献活動に参加することも促進しています。これにより、環境意識の高い消費者が増えていくことを期待しています。

SEALの哲学

SEALは単なるバッグブランドでなく、持続可能な未来へとつながる活動に積極的に取り組む企業です。クリーニングやリペアを施したバッグを新たな持ち主に手渡すことで、日本国内のみならず、環境全体への配慮がなされた選択肢を提供しています。

このように、SEAL Re Carryは、環境保護という大きなテーマに寄与するだけでなく、消費者に新しい価値を提供しています。環境問題に関心がある方は、ぜひこの機会にSEAL Re Carryに注目してみてはいかがでしょうか。持続可能なライフスタイルを体現できる新しいバッグとの出会いへ、あなたも足を踏み入れてみてはいかがですか。