酬恩庵特別拝観
2024-10-01 17:19:30

秋の特別なひととき、酬恩庵 一休寺で名勝庭園茶室「虎丘庵」を楽しむ

秋の特別拝観で感じる古刹の魅力



京都の南部、京田辺市に位置する「酬恩庵 一休寺」では、2024年秋季特別拝観として名勝庭園茶室「虎丘庵」が開放されます。10月10日(木)からはオンラインでの先行予約が受付開始されますので、秋の訪れを感じながら特別な時間を過ごす機会をお見逃しなく。

一休禅師と酬恩庵の歴史



酬恩庵 一休寺は、臨済宗大徳寺派に属するこの古刹は、一休禅師が長きにわたって居住していた場所です。この寺院の歴史は、南浦紹明(後の大應国師)が禅道場を設立したことに始まります。一時期荒廃しましたが、1455年から1456年にかけて一休宗純が南浦紹明の精神を受け継ぎ、堂宇を再興しました。「酬恩庵」という名は、その恩に報いる意味が込められています。一休禅師はここで後半生を過ごし、88歳で示寂し、遺骨は境内に葬られています。

重要文化財と名勝庭園



本堂や方丈は重要文化財にも指定されており、特に庭園が見どころです。特別拝観の対象となる虎丘庵庭園は、もともと京都の東山にあったものを一休禅師の74歳の時に移築されたもので、静謐な草庵の佇まいが魅力です。この庭園は禅院枯山水様式を取り入れた美しい景観で、特に東部の配置には「七五三」が用いられています。

特別拝観の内容



今回の特別拝観では普段は非公開の虎丘庵を、住職の案内で見学することができ、さらに庫裏にて茶を楽しむひとときも設けられています。訪問者は約20分間、住職から虎丘庵の魅力を聞いた後、抹茶と和菓子を味わいながら歓談することができます。用意される茶は奥西緑芳園からの特製抹茶と特撰ほうじ茶、和菓子は一休寺特製の亀山(走井餅老舗の製作品)です。

特別拝観の詳細情報



  • - 日程: 2024年11月19日(火)、21日(木)〜25日(月)、27日(水)、30日(土)
12月2日(月)、3日(火)
  • - 開始時間: 11時、13時、14時、15時(所要時間:約50分)
  • - 定員: 各回10名
  • - 志納料: 3,000円(拝観料600円別途)

予約は10月10日(木)10時からのオンライン、10月15日(火)10時からの電話で受付が始まります。詳細な情報や予約は公式サイトでご確認ください。

ぜひ、この秋は酬恩庵 一休寺で、歴史と文化が息づく特別な時間を体験してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社京都春秋
住所
京都市中京区二条通東洞院西入仁王門町26-1御所南二条ビル3階
電話番号
075-231-6415

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