北陸新幹線と家庭画報
2014-03-25 17:41:45
北陸新幹線開業を見据えた石川県と家庭画報の特別コラボ企画
2015年春、北陸新幹線の開業を目前に控え、石川県と株式会社世界文化社は目を引くコラボレーションを発表しました。この取り組みでは、石川県の観光資源を広く発信し、多くの観光客を首都圏から呼び込むことを目的としています。
共同記者会見には、北陸新幹線のPRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」、石川県観光戦略推進部の蟹由部長、石川県知事の谷本氏、世界文化社の鈴木社長、そして「家庭画報」の秋山編集長が出席しました。これにより、地区経済の活性化を図るための準備が進んでいます。
新幹線が開通すると、東京から金沢までの間の移動時間は約2時間30分となり、利便性が格段に向上します。これに伴い、石川県はその地域独自の「おもてなし」「食文化」「歴史・景観」を前面に押し出してアピールし、大きな観光誘客の流れを生み出すことが期待されています。
このコラボ事業の一環として、集中的な情報発信が行われる予定です。具体的な特集は『家庭画報』を介して展開され、5月号では加賀、10月号では白山、さらには2015年の2月号と3月号では能登と金沢の魅力を特集します。また、国際版の『KATEIGAHO INTERNATIONAL EDITION』を通じて、海外の読者にも情報が届けられていきます。
さらに、石川県内の企業との協力により、『家庭画報』と連携したブランド商品の開発も進行中です。金沢の著名な料亭「銭屋」と共同で作成された“金沢「銭屋」の秋の行楽弁当”は、特別な味わいが期待されており、家庭画報の別注として特に注目されています。
そして、北陸新幹線の開業後には、『家庭画報』がプロデュースする旅行プランもスタートします。これにより、東京から石川県への往復旅行が可能となり、金沢市内での宿泊や、国内外の一流ブランドが協賛する特別イベントと併せて、より多くの観光体験が提供されることでしょう。
このように、石川県と家庭画報のコラボレーションは、地域の魅力を最大限に引き出す取り組みとして期待されています。地域経済を支える観光業の振興や、新たな文化の発信が進む中、今後の展開に注目が集まるでしょう。なお、家庭画報は1958年に創刊され、毎月1日刊行しています。ライフスタイルの提案をテーマに、多彩な内容を魅力的に伝えるハイクオリティ・ビジュアルマガジンとして、多くの読者に支持されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社世界文化ホールディングス
- 住所
- 東京都千代田区九段北4-2-29
- 電話番号
-
03-3262-5111