エンキロが2024年度グッドデザイン賞を受賞し新たなマイカーリース時代を切り拓く

マイカーリース『エンキロ』が受賞

DRD4株式会社が提供する距離に基づいた料金体系のマイカーリースサービス『エンキロ』が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。自動車販売やファイナンスにおけるデジタルトランスフォーメーションを進めるこの企業は、東京都渋谷区に本社を構え、代表取締役の瀬川慶一氏がその舵をとっています。

エンキロの特徴

『エンキロ』では、顧客が車両をリースする際、基本料金に加えて走行距離に応じた追加料金を計算する革新的なプランを提供しています。通常のマイカーリースは、一定の走行距離を想定して契約されるため、使用しない日にコストが無駄になるケースが多いです。しかし、エンキロは実際の使用を反映した料金体系を採用することで、顧客ニーズに応える形となっています。

対象ユーザー

このサービスは、特に以下のようなお客様に最適です。

- 車を平日にはあまり利用しないが、週末に運転する個人ユーザー
- レンタカー業務において、稼働に応じた支払でコスト削減を図りたい法人顧客
- 近場の移動が多い社用車を法人契約したい法人顧客

実際のところ、エンキロは昨年の9月にサービスを開始して以来、多くのユーザーに支持されています。特に、必要時に必要分だけのコストを支払える点が評価されています。

審査員の高評価

グッドデザイン賞の審査委員からは、エンキロのサービスに対し、特にその料金体系が興味深いとの評価がなされました。クルマを所有せず月単位で利用できるカーリースにおいて、距離料金を組み合わせたことで、無駄な出費を抑える仕組みがここに実現されています。カーシェアリングにおいては、誰が車両を運転したかわからず、愛着を持ちにくいというデメリットがありますが、エンキロは利用頻度が低いが、愛車を持ちたいと考える層をターゲットにしているのです。

今後の展望

『エンキロ』の受賞は、今後の自動車販売やファイナンス分野におけるサービス展開に弾みをつけるものと期待されています。企業はこの成功を足掛かりに、さらなる革新を模索しつつ、顧客の多様なニーズに応える商品を提案していく予定です。

グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、良いデザインを通じて私たちの生活をより豊かにすることを目的に設立以来、約60年にわたり実施されている制度です。この賞は、製品からサービスまで幅広い分野で「良いデザイン」を表彰しており、社会におけるデザインの重要性を再認識させてくれます。詳しい受賞情報はこちらからご覧いただけます。