ストウブで米を炊く新刊の魅力
古き良き日本の炊飯技術を受け継ぎながら、現代の食卓を彩る新たなレシピが詰まった一冊、『ストウブで米を炊く』。料理研究家のしらいのりこさんが手掛けたこの書籍は、ストウブ鍋の魅力を余すところなく伝えています。本書では、特に「ストウブで炊くごはん」の美味しさに焦点を当て、様々なレシピが約50品紹介されています。
ストウブ鍋とは?
ストウブ鍋は、日本の伝統的な羽釜と同じように、密閉性が高く厚さのある鋳鉄製です。この特別な鍋がもたらす利点は、鍋全体が均一に温まるため、米の中心から外側までしっかりと水分が浸透することです。その結果、一粒一粒にムラのない熱が伝わり、炊き上がりもとてもフワッとしています。また、蓄熱性にも優れているため、火加減を細かく調整する必要がなく、自然な対流が生まれます。
基本の白飯から多彩なレシピへ
本書では、まず基本の炊き方として白米、玄米、おかゆが紹介されており、これがいつもの白飯を贅沢なごちそうに変えてくれる秘訣を提供しています。それだけでなく、栗ごはんや豆ごはん、さまざまな季節の炊き込みご飯、エスニックと呼ばれる豪華な料理もカバー。たとえば、カオマンガイやサムゲタン、これまで味わったことのないような新しいフレーバーのご飯が楽しめます。
創作系のレシピも豊富で、毎日の食卓を飽きさせません。お米を使ったアレンジレシピに加え、炊き込みごはんと汁物を組み合わせることで、栄養バランスの取れた献立も実現できます。さらに、鍋ごと出すスタイルは、見た目にも華やかで、特別な日のおもてなしにもぴったりです。
ユーザー目線での親切なレシピ
各レシピでは、2合から3合の量が記載されているため、家族や友人との食事にも最適です。これに加え、ユーザーが多く使用しているストウブの鍋であるピコ、ココット、ブレイザーなど、サイズに合わせたアドバイスも載っています。
信頼の著者とその想い
著者のしらいのりこさんは、新潟県出身で、実家が米農家というバックグラウンドがあります。彼女の理念は「おかわりは世界を救う」ことで、米の美味しさを広める活動をしています。この書籍もその思いを実現するための一環で、料理の楽しさと大切さを再確認させてくれる内容になっています。
書籍情報
この魅力的な書籍、"ストウブで米を炊く"は、2024年8月17日(土)に発売されます。B5変判で96ページ、定価は1,650円(税込)です。見逃せない一冊となるでしょう。
詳細は誠文堂新光社の書籍紹介ページを確認してください。
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