持続可能な未来へ向かう『いぶき温泉オートキャンプ場』の挑戦
大阪府貝塚市に位置するいぶき温泉オートキャンプ場が、持続可能な未来を目指し新たなプロジェクトをスタートさせました。この施設は親しまれてきた温泉とオートキャンプが共存し、地域社会に深く根ざした存在です。
今回のプロジェクトを進めるのは、一般社団法人SDGsLABOです。SDGsに基づく持続可能な取り組みを推進し、環境保護や地域活性化を目指しています。黒岩功代表が率いるこの組織は、大阪市中央区に本社を置き、地域貢献に取り組んでいます。
プランの中心には、施設の老朽化への対策があり、特に約10年前に設置されたキュービクルの交換が求められています。新調すれば約1000万円がかかるところ、修繕によって半分のコストに抑えることができそうですが、それでも500万円近くの費用が必要です。今回、このプロジェクトに対する支援を求めざるを得ない理由は、現在の経営状況からはこの金額を捻出できないためです。
さらに、いぶき温泉オートキャンプ場は地域指定の避難所とし、地域の安全を守る役割も果たしています。かつて廃校となった小学校の施設をリニューアルしたことで、体育館もそのまま利用でき、子どもたちが安心して遊べる空間を提供しています。また、福祉施設も併設しており、障害を持った方々と共に生活し、楽しく働くことができる場としての機能も持っています。これが企業の成長にも寄与し、地域全体の活性化に繋がっているのです。
いぶき温泉は「美人の湯」として親しまれ、トロリとしたお湯が話題です。小ぶりながらもそれぞれに露天風呂を備え、訪れる人々にリラックスしたひとときを提供しています。特に、自然に囲まれたこの施設では、訪れた人々に癒しを与える独自の魅力があります。
また、同施設にはフィンランド生まれの樽型サウナ「バレルサウナ」が設置され、少人数でプライベートな空間を確保しながら楽しむことができます。木で作られたサウナは心地よい香りを漂わせ、リラックス効果も抜群です。
さらに、いぶき温泉オートキャンプ場では「ツリーハグ」を体験できるコーナーも設置しています。森林浴が心身に良い効果をもたらすことが知られている中、木を抱きしめて心のリフレッシュを図ることができます。樹齢約150年と言われる木々に囲まれたフォレストサイトでは、自然を感じながらのキャンプが楽しめます。
私たちのプロジェクトは、地域の皆様に長年愛されてきた温泉を守り、福祉事業としての役割を全うするためのものです。皆様の応援を力に変え、かいづかいぶき温泉の未来を守り続けていきたいと考えています。ご支援を心よりお待ちしております。
いぶき温泉オートキャンプ場の魅力は、自然豊かな環境やリラックスできる設備だけではありません。地域に根ざし、持続可能な取り組みを広げることで、さらなる発展を目指しています。ぜひ、この素晴らしい取り組みに参加し、共に未来を切り開いていきましょう。
結び
いぶき温泉オートキャンプ場は、単なる観光地ではなく、地域に根ざした活動を通じて持続可能な未来を目指しています。いきいきとした地元の文化と温泉、福祉の融合を楽しむために、ぜひ一度訪れてみてください。心からお待ちしております。