Gluegent GateとGMOサイン
2021-08-27 13:00:04
クラウドセキュリティの新時代、Gluegent GateとGMOサインの強力連携
クラウドセキュリティの新時代、Gluegent GateとGMOサインの強力連携
2021年8月26日、サイオステクノロジー株式会社(親会社:サイオス株式会社)とGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は、クラウド型セキュリティサービス「Gluegent Gate」と電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」の連携を発表しました。この連携により、企業はシングルサインオン(SSO)を利用しながら、より高いセキュリティで電子契約を行える環境が整いました。
シングルサインオンと多要素認証の利点
「Gluegent Gate」は、IDaaS(Identity as a Service)として、クラウド経由でID認証やアクセス制御を提供するサービスです。今回の連携により、GMOサインを導入している企業は、Gluegent Gateを通じて簡単にアクセスでき、セキュリティおよび利便性の両面でのメリットを享受できます。
加えて、 Gluegent Gateの多要素認証機能は、ユーザーの本人確認を強化し、不正アクセスを防ぎます。テレワーク環境が普及する中、企業が抱えるセキュリティリスクは増加しており、この連携は企業の業務継続にとって非常に重要です。
増加するテレワークとセキュリティの課題
総務省の調査データによると、在宅勤務を導入している企業は47.5%に達し、テレワークやクラウドサービス導入が拡大しています。しかし一方で、54.1%の企業が過去1年間にセキュリティ被害を経験しており、リモート環境でのセキュリティの重要性は高まっています。こうした実情を踏まえ、認証レベルの強化が求められています。
セキュリティを強化し、業務の効率化を図る
新たに導入されたシングルサインオン機能により、電子契約業務が大幅に効率化されます。企業は、必要な場所やデバイスからの安全なアクセスを実現し、無駄な作業を減少させることが可能になります。また、プランを選ぶ際は、Gluegent GateおよびGMOサインの両方の利用契約が必要です。
さらなる協業とDX推進への期待
今後もサイオステクノロジーとGMOグローバルサイン・HDは協力し合い、企業が安心してデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できる環境の整備に注力します。GMOグローバルサインの部長、牛島直紀氏は、リモートワークの普及が進む中で、セキュリティと利便性が両立したシステムを提供できることの重要性を強調しています。
サイオステクノロジーの有馬大介氏も、企業にとって不正アクセスを防ぎつつクラウドサービスを利用するための環境整備が必要であると述べています。この取り組みにより、日本社会全体のDX化を支える重要なステップとされています。
まとめ
「Gluegent Gate」と「電子印鑑GMOサイン」が連携することで、企業はシングルサインオンと多要素認証を利用して、より安全で効率的な電子契約業務を行えるようになります。これにより、コロナ禍を経てもなお需要が高まり続けるテレワーク環境に対応し、企業のセキュリティ向上に寄与することが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
サイオステクノロジー株式会社
- 住所
- 東京都港区南麻布 2-12-3サイオスビル
- 電話番号
-
03-6401-5111