第48回日本女性栄養・代謝学会でのmederiのセミナー報告と今後の展望

第48回日本女性栄養・代謝学会でのmederiのセミナー

2024年8月23日、東京医科歯科大学が主催する第48回日本女性栄養・代謝学会学術集会が、東京・一橋講堂で行われました。この学会は、産婦人科領域における栄養と代謝の研究を促進し、医療の発展に寄与することを目的としています。

今回のテーマは、「医食同源」。高齢化が進む現代において、健康的な老化を実現するためには妊娠期からの適切な栄養管理が重要であるとの観点から、セミナーが進行されました。また、mederiの参加により、オンライン医療の一環としてのピル処方について深堀りされることとなりました。

セミナー開催の詳細

mederiでは、オンライン診療におけるピル処方の実情とその重要性を議論するためのセミナーを開催しました。

- 日時: 2024年8月23日
- 場所: 学術総合センター（一橋講堂）
- 実施方法: 対面講義形式
- テーマ: オンライン診療によるピル処方の現状〜安全で利便性の高い医療提供のために〜
- 対象: 医師、助産師、看護師、メディカルスタッフ、初期研修医、学部学生
- 座長: 宮坂尚幸氏（東京医科歯科大学）
- 登壇者: 郡詩織氏（産婦人科専門医）、坂梨亜里咲（mederi株式会社代表取締役）

登壇者の紹介

郡詩織氏は、東京医科歯科大学勤務の産婦人科医で、最近では新たな医療サービスを提供する活動にも従事しています。彼女は特にオンライン診療の利便性と安全性に焦点を当て、女性たちが直面する医療アクセスの問題を解決するための情報を発信しています。

一方、坂梨亜里咲氏は、mederiを設立した背景として自身の不妊治療経験を持つことから、女性の健康管理に向けた取り組みに情熱を注いでいます。彼女は、オンライン診療サービス『mederi Pill』や妊活サポート事業の導入を推進しています。

セミナーの内容

セミナーでは、「オンライン診療によるピル処方の現状」と題し、最新の調査データを交えた発表が行われました。特に、医師が不足する地域や、通院が困難な事情を抱える女性にとって、オンライン診療がどれほど貴重な健康管理の手段であるかが強調されました。

また、オンラインでの診療がユーザーのヘルスリテラシーにどのような影響を与えたかについても取り上げられ、参加者たちに生理や健康への意識の変化が確認されたとされています。これにより、女性たちが自分の健康について積極的に管理する意識が高まっていることが示されました。

今後の展望

mederiでは、テクノロジーを活用した医療提供モデルをさらに進化させ、より多くの患者に質の高い医療サービスを提供することを目指しています。特に女性に向けたカスタマイズされたサービスの展開に焦点を当て、イノベーションを促進し続ける方針です。

今後も、オンライン診療や性教育に関するセミナーを通じて、女性の生きやすさの実現に寄与する活動を続けていく考えです。これからの業界の発展と、女性たちの健康管理の向上に目を向けていく必要があります。