万博レガシーが淡路島に、オランダパビリオンの移設
2025年に開催される大阪・関西万博に出展予定のオランダパビリオン、その名も「A New Dawn」が新たに兵庫県淡路島へ移設されることとなりました。株式会社パソナグループの代表取締役会長である若本博隆氏が発表したこのプロジェクトは、万博のレガシーを未来へとつなげる重要な取り組みです。
オランダパビリオンの特徴
このパビリオンは、オランダの建築コンソーシアムAND B.V.によって設計、建設が行われたもので、テーマは「コモングラウンド」。持続可能なエネルギーの利用や循環型経済といった現代社会における重要な価値観を発信することが根幹の目的です。中央には光り輝く球体が設置され、このデザインが象徴するのは「次世代への太陽」です。
また、公式キッズアンバサダーには世界中で愛されるキャラクター・ミッフィーが起用され、訪れた主に子供たちがインタラクティブデバイス「オーブ」と触れ合うことで、再生可能エネルギーやライフサイエンスなどの展示を体験し、魅力的な未来のライフスタイルについて学ぶことができました。実際に、万博開催中には120万人以上がこのパビリオンを訪れたそうです。
移設の経緯と意義
この度の移設については、2025年4月25日に基本合意契約を結び、同年5月20日に移設先として淡路島が選ばれることが発表されました。2023年6月29日には、正式な譲渡契約を締結するセレモニーが開催され、その場所は「THE PASONA natureverse retreat」に設けられた音楽ホール「岐美」で行われました。
セレモニーにはオランダ総領事など多くの関係者が参加し、万博のレガシー継承の意義や、今回の移設実現に関わった皆様への感謝が述べられました。この移設は、淡路島に新たな地域活力をもたらす大きな試みとして、パソナグループが取り組む『オフィス・プロジェクト』の一環となります。
淡路島の未来を見据えて
パソナグループは、このオランダパビリオンを淡路島のシンボリックなオフィスとして活用し、地域の人々と訪問者たちの交流を促進することを目指しています。また、持続可能な未来に向けた様々なプロジェクトも計画されています。
これにより、淡路島は新たな国際的な場となり、観光地としての魅力も一層高まることでしょう。そして、地域活性化と国際交流を同時に実現するこのプロジェクトは、万博の理念を持続的に担う重要な役割を果たすことが期待されています。
まとめ
「A New Dawn」の淡路島への移設は、ただの建物の移動ではなく、地域の未来に向けた重要なステップとみなされています。万博で培った新しい価値観を地域に根付かせ、次世代へと委ねるこの試みは、サステナブルな社会の実現に向けた大きな一歩です。