発酵文化の旅
2018-11-15 17:00:19
発酵食品が魅せる日本の旅:渋谷で開催される特別展覧会
日本の発酵文化を再発見する旅
2019年春、渋谷ヒカリエにて『Fermentation Tourism Nippon〜発酵から再発見する日本の旅〜』という展覧会が開催されます。このイベントは、47都道府県の知られざるローカル発酵食品を集め、日本の食文化の深さと多様性を感じられる場となる予定です。
発酵文化の重要性
発酵は、日本の食文化に欠かせない要素です。日本各地で伝統的に受け継がれてきた発酵食品には、味噌や醤油、日本酒などが有名ですが、その土地ならではの特異なローカル発酵食品も数多く存在します。これらはただの食材ではなく、地域の歴史や文化を物語っています。
例えば、鳥取県智頭町で作られる「柿の葉寿司」や、愛知県の「八丁味噌」、岐阜県の「鮎のなれずし」など、地域の特色が凝縮された発酵食品が集まります。この展示を通じて、多くの人々がそれぞれの地域文化を知り、理解を深めることを目的としています。
展覧会の概要
この展覧会は、4月26日から7月8日までの間、渋谷ヒカリエの8階に位置する「d47 MUSEUM」で開催されます。入場は無料で、展示は毎日行われるため、気軽に足を運ぶことができます。開催時間は11:00から20:00までで、最終入場は19:30まで受け付けています。
キュレーターを務める発酵デザイナー小倉ヒラク氏によると、発酵食品は日本のリアルな文化を反映しているとのことです。彼の独特な視点から、発酵食品の魅力を引き出し、地域の個性を再発見できる場が用意されます。
クラウドファンディングの開始
展覧会の成功に向けて、プロジェクトのサポーターを募るクラウドファンディングが始まります。目標額は500万円で、個人から企業まで支援が期待されています。出資をした方には、さまざまなリターンが用意されているため、発酵食品ギフトやプロジェクト参加の機会が得られます。
スタッフからは、「地方の発酵文化は、次世代に継承するべき貴重な資産だ」との思いが語られ、支援の重要性が強調されています。
キックオフイベントの実施
展覧会に先立って、12月17日にはキックオフイベントが開催されます。このイベントでは、全国の発酵文化を探る取材の様子や、一部の発酵食品を紹介するトークショーが行われます。小倉ヒラク氏をはじめとしたプロジェクトメンバーとの直接的な対話が楽しめるチャンスでもあります。
まとめ
発酵食品は、私たちの生活に密接に関わっているだけでなく、地域の文化や歴史を深く知ることができる窓口です。この展覧会を通じて、ぜひ日本の発酵文化の奥深さを体感してみてはいかがでしょうか。日本各地のローカルな発酵食品に出会える貴重な機会をお見逃しなく!
会社情報
- 会社名
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ディアンドデパートメント株式会社
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- 東京都世田谷区奥沢8-3-2
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03-5752-0097