東急ハーヴェストクラブが生み出す新たな滞在体験
東急不動産株式会社が展開する会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」が、新たに導入した「VODインフォメーションシステム」により、宿泊体験を革新しています。1988年に設立され、現在では全国に29の施設を持つこのホテルは、会員様に提供するサービスの質を向上させるために、斬新な取り組みを進めています。
会員制リゾートの枠を超えた新たな価値提供
近年、宿泊業界は多様化する旅行スタイルやニーズに応じて変化を求められています。特に、滞在中の顧客体験を向上させることがビジネスの成否に直結します。「東急ハーヴェストクラブ」では、リピーターが多く、開発されたVODシステムを活用して、会員様により多くの情報を提供し、リラックスした時間を過ごしていただく工夫をしています。
このシステムにより、客室テレビを通じて、館内情報や天気、混雑状況、宿泊アンケートなどの重要な情報を提供します。また、これまでの紙媒体による告知からデジタル提供に移行することにより、よりシンプルでクリーンな空間を実現しました。利用者の年齢層を考慮しつつ、情報のデジタル化を進めることで、会員様のニーズに応える姿勢が光ります。
会員との絆を深める取り組み
「東急ハーヴェストクラブ」では、会員様とのコミュニケーションを重視しています。特に宿泊中のスタッフとの関わりが重要で、滞在中に会員様のお名前や好みを覚えた接客を大切にしています。こうした交流により、会員様は「初めまして」ではなく「おかえりなさい」と迎えられる安心感を持つことができ、これがリピート利用につながっています。
実際、会員様の中には自宅のような感覚で「セカンドハウス」としてこの施設を利用する方も多いといいます。特に温泉の質の高さから、そのためだけに訪れる会員様も少なくありません。
見える化の重要性
導入されたVODインフォメーションシステムは、単に情報を発信するだけでなく、閲覧ログデータの分析も行っています。このデータを活用することで、どの情報が最も注目されているかを把握し、より会員様のニーズに沿ったサービスを提供することが可能になっています。
本多様は、「システムを入れた後も、実際に何が見られているのかを測定し続けることが重要だ」と話しています。このデータを基に、必要に応じてサービスを向上させていく方向性が示されています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた取り組み
「東急ハーヴェストクラブ」では、DXをただの効率化と見なすのではなく、スタッフの業務効率化や空間作り、そして対面サービスの充実を目的とした全体的な戦略として考えています。デジタル技術を活用しながらも、すべてをデジタル化するのではなく、年齢層に合わせた情報提供方法を心掛けています。
これにより、会員様との関係をより深く理解し、一層の満足度向上に繋げていく考えです。新施設「東急ハーヴェストクラブ草津&VIALA」の開業にも期待が寄せられ、今後の進展が楽しみです。
この取り組みを通じて、「ここで、時をかさねて。」というコンセプトの下で、より多くの人々にとって思い出に残る宿泊体験が提供されることを目指しています。