声優・蒼井翔太が大槌町のイメージキャラクターを担当！

声優・蒼井翔太が大槌カイ役に決定！

大槌町の新たなイメージキャラクター「大槌カイ」が、声優の蒼井翔太によって演じられることが決まり、地域振興に新たな光が差し込みました。このプロジェクトは、東日本大震災からの復興を目指す大槌町の取り組みの一環であり、キャラクターデザインは有名なクリエイターであるカズキヨネ氏が担当しています。

大槌カイのキャラクター設定

大槌カイは、大槌町で生まれ育ったキャラクターで、年齢は劇中で25歳。誕生日は1995年7月20日で、身長は176cm、体重62kgです。彼が好きな食べ物は「磯ラーメン」。また、彼の名前は父親から付けてもらったもので、その父親は彼にとっての特別な存在でした。残念ながら、震災で彼の家族は大きな影響を受け、父親の行方は分からない状態です。そうした経験から、彼は復興のために働くことを決意します。

PRプロジェクトの概要

大槌町は、2023年秋を目指して「大槌カイ」を中心としたアニメーション短編動画を制作します。町長の平野公三さんは、このプロジェクトを通じて、国内外での大槌町の魅力発信を目指すと語りました。具体的には、地元の商業者との連携を強化し、エンターテイメントを駆使した取り組みを続けていく方針です。

特に、コロナ禍以降、世界的に往来が制限される中、町の商業や観光業のあり方が変わりつつある今、地域の魅力を新たに発信する必要があります。町長は、震災の影響で豊かな自然環境と人々の生活が一変した大槌町の現状を見据え、町の新たな魅力を「大槌カイ」を通じて伝えていくことが重要だと強調しました。

プロデューサーの意気込み

このプロジェクトのプロデューサーには、蒼井翔太が所属する株式会社Sの代表で、岩手県出身である佐藤ひろ美さんが就任しました。彼女は「このアニメーションを通して大槌町の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と意気込みを述べています。佐藤さんは「大槌カイがどのように描かれるのか、非常に楽しみです」と期待感を示しました。

関係者のコメント

蒼井翔太さんは「大槌カイ役に選ばれたことを非常に嬉しく思っています。震災によって傷ついた故郷のために、力を尽くす所存です。」と語り、キャラクターと自身の背景には深い接点があると感じていることを明かしました。また、キャラクターデザインを担当したカズキヨネ氏も彼の経験や地元愛に注目し、ファンとしても本作品を楽しみにしていると述べました。