ワークスタイルの未来を拓く株式会社コラボスタイル
愛知県名古屋市にある株式会社コラボスタイルは、厚生労働省が推進する「共育(トモイク)プロジェクト」において、東海地方の優良企業として取り上げられました。これにより、同社の取り組みが広く評価されることとなりました。コラボスタイルは、「ワークスタイルの未来を切り拓く」という理念のもと、多様な働き方を実現するための制度や風土を整備しています。
共育プロジェクトの目的
「共育(トモイク)プロジェクト」は、共働き家庭や育児を支援し、いわゆる「ワンオペ」に依存する状況を解消するために厚生労働省が発足させたものです。この取り組みは、誰もが各自の希望に応じて仕事と家事・育児を両立できる環境を提供し、共に育てる社会の実現を目指しています。
名古屋総務・人事・経理Weekでの発表
2025年7月23日から25日まで、名古屋で開催される「第7回 名古屋 総務・人事・経理Week」では、コラボスタイルの取り組みが紹介されます。ここではプロジェクトの概要や、同社の実践例を直接見ることができる貴重な機会です。
コラボスタイルの柔軟な働き方
同社は、性別や子の年齢に関わらず、社員が仕事と生活をバランスよく両立できる柔軟な働き方の推進に力を入れています。具体的な取り組みには以下のようなものがあります。
1. 時間の柔軟性
コラボスタイルでは、勤務時間を柔軟に調整できる「スーパーフレックス制度」を導入しています。出勤時間は自由であり、社員は月単位での所定労働時間の範囲内で働くことが求められます。また、育児や介護など個々の事情に応じて、法律を上回る柔軟な時短勤務が可能です。このような制度により、社員は自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択できます。
2. 場所にとらわれない働き方
コラボスタイルは、在宅勤務と出社を自由に切り替えることができる体制を整えています。社員は自宅での業務に必要な設備を会社から支給され、自宅もオフィスの一部と位置付けています。また、出社を基本としている社員でも、家庭の事情や業務内容に応じて勤務場所を選ぶことが可能です。
3. 手当とサポート
全ての従業員に対し、各自のワークスタイルを向上させるための「ワークスタイル手当」が毎月支給されています。また、在宅勤務に必要な高額な備品については自宅オフィス化支援制度が用意されており、金銭面でもバックアップが行われます。
働きやすい風土づくり
コラボスタイルは、社員同士で互いに理解しあい、突然の休みや不規則な勤務に対してもフォローし合う文化を築いています。また、社内イベントやコミュニケーションを積極的に行う「コミュニティチーム」を設置し、社員の交流を促進しています。
社員の一人は、復帰後に時間を短縮していた際に、周囲からの理解があったために早期のフルタイム復帰が可能だったと語っています。こうした実体験は、コラボスタイルが目指す職場環境の象徴とも言えるでしょう。
株式会社コラボスタイルの概要
コラボスタイルは、2013年に設立され、名古屋市中村区に本社を構えています。企業の業務効率化や働きやすさを向上させるための多様なサービスを提供しており、特にデジタルワークプレイスやオフィスデザインの分野で力を入れています。これからも働き方の未来を切り拓くために、様々な挑戦を続けていくことでしょう。
詳しい情報は、同社の
公式サイトをご覧ください。