「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社は、社内専用GPT「PERSOL Chat Assistant」に、マイクロソフトが提供するAzure OpenAI Serviceの最新モデルGPT-4oを国内先行導入しました。
パーソルグループは、グループ全体でAI技術の利活用を推進しており、社内専用GPTを国内グループ全社・約19,000人の社員に展開。利用率は66%を超えています。このGPT-4oの導入により、さらなる業務効率化と業務時間の削減を目指します。
GPT-4oは、従来モデルと比較して、より賢く高速な処理が可能です。主な特徴として、安全な環境でのデータ管理、2023年10月までの学習データによる最新のモデル、入力可能なトークン数の増加による回答精度の向上などが挙げられます。
「PERSOL Chat Assistant」は、社員が開発したプロンプトを共有できる機能を搭載しています。会議議事録作成、商談記録からの提案資料作成、SWOT分析など、280件以上のプロンプトが登録されており、GPT-4oの高い回答精度とスピードによって、これらのプロンプトがより効果的に活用できるようになります。
今後、社内情報の検索や画像生成も可能なマルチモーダルAIとして機能追加を予定しています。
パーソルグループは、今後もAI技術を活用し、従業員のWell-being向上に貢献していくとしています。