同志社大学人文科学研究所80周年記念シンポジウム
同志社大学人文科学研究所は、創立80周年を記念して特別なシンポジウムを開催します。このイベントは、学生や教員はもちろん、地域の研究者や一般の方々にとっても貴重な学びの機会となります。シンポジウムのテーマは「ともに考えるということ―知と集団をめぐる省察―」で、様々な視点から介入し、意見を交わす場が設けられています。
1. 研究所の沿革と活動
人文科学研究所は、1944年に「同志社大学研究所」として設立され、2024年の創立80周年を迎えるにあたり、この長い歴史の中で社会科学や人文学に関する専門的な研究を推進し、文化の創造と発展に寄与してきました。これまでの主な活動は次の三点に集約されます:
- - 学際的共同研究の促進:個々の研究者が各自の専門分野を超えて協力しあうことで、新たな知見を生み出しています。
- - 資料の収集・整理と公開:京都の歴史やキリスト教に関連する貴重な文献を収蔵し、広く一般に公開することに努めています。
- - 研究成果の発表:機関誌や研究叢書を通じて、研究活動の結果を広めています。
特に、今後の新たな研究プロジェクトの始動は、人文科学の領域をさらに広げ、学問の発展に寄与することでしょう。
2. シンポジウムの流れ
日時と会場
シンポジウムは2024年12月21日(土)13:00から15:25まで、同志社大学今出川キャンパス良心館のRY107教室で行われます。事前の申し込みは不要で、参加は無料です。
基調講演
シンポジウムの最初に行われる基調講演のテーマは「ともに考えるということ―知と集団をめぐる省察―」です。この講演を冨山一郎教授が担当し、知や集団にまつわる考察を深めていきます。この基調講演は、参加者にとって新鮮な視点を提供することでしょう。
部門研究会の成果紹介
第2部では、部門研究会の活動報告とその成果が紹介されます。登壇者には、吉田亮教授(社会学部)、小林丈広教授(文学部)、そして冨山一郎教授(グローバル・スタディーズ研究科)が名を連ね、進行は関口寛人文科学研究所教授及び本岡拓哉助教が担当します。このパネルディスカッションでは、参加者との活発な意見交換が期待されます。
3. 参加の呼びかけ
研究所の役割は、学生や研究者、一般の参加者が考えや見解を共有し、共に進化することです。シンポジウムは、これまでの成果を振り返りつつ、新たな未来を考察する貴重な機会となります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。また、合理的配慮が必要な方は、事前に人文科学研究所事務室へご連絡いただければ、できる限りの対応をさせていただきます。
このシンポジウムを通じて、人文科学研究所が築いてきた信頼と実績を改めて確認し、未来へとつなげる場にしてください。