カチタスが「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」を受賞
株式会社カチタスは、中古住宅買取再生事業を展開している企業で、群馬県桐生市に本社を置いています。この度、同社は株式会社リンクアンドモチベーションが発表した「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」において、中堅企業部門で7位に輝きました。このアワードは、企業の従業員エンゲージメントを評価しており、受賞は同社の取り組みが他社と比べて注目されている証明です。
エンゲージメントスコアの重要性
「ベストモチベーションカンパニーアワード」は、従業員エンゲージメント調査を基に評価され、スコア化された結果に基づき表彰されるものです。この調査は、12,650社、509万人のデータを元にしたもので、エンゲージメントスコアが高い企業は、営業利益率や労働生産性も高いとのデータがあります。このアワードの受賞は、カチタスが企業と従業員の相互理解を深めていることを示しています。
企業文化の変革と成長環境の提供
カチタスでは、2013年の社名変更以降、「この街に、ひとつでも多くの喜びを。」という理念の下、従業員への成長機会を重視しています。具体的には、「仕入れから販売までの業務を通じて成長できる環境作り」を目指し、従業員エンゲージメントの向上を重要課題と位置付けています。2023年より、人的資本の質的・量的向上を目指すための取り組みも強化しています。
経営陣によるオープンなフィードバック
カチタスの経営陣は、リンクアンドモチベーションからのフィードバックを受け、店舗スコアや組織全体の課題について真剣に取り組んでいます。経営陣がフィードバックMTGに参加し、店舗ごとに具体的な要因を分析することで、制度や待遇の改善に役立てています。
現場の意識改革
また、サーベイ結果は店長や課長と共有され、現場の問題点を明確化し、改善策をグループで協議します。各店舗の組織長が当事者意識を持ちながらアクションプランを設定し、その実施と検証を繰り返すことで、問題解決に向けたサイクルが向上しています。
新卒採用と地域への責任
カチタスでは、毎年新卒採用に力を入れており、2025年には過去最多となる約130名の採用が見込まれています。地元の学生からの人気も高く、空き家問題の解決という社会的な課題に貢献したいという意識が強い学生からの関心が増していることが、組織の活性化にも繋がっています。
従業員エンゲージメント調査の活用
カチタスは、会社の成長に向けた施策として、リンクアンドモチベーションの提供する「モチベーションクラウド エンゲージメント」を活用し、組織改善を進めています。このサービスは、データベースを元に組織状態を診断し、エンゲージメント向上をサポートするものです。
まとめ
カチタスは、今後も従業員のモチベーション向上に取り組み、地域貢献を目指します。受賞を機に、さらなる成長と発展を遂げることが期待されるでしょう。