株式会社Molyが受賞
株式会社Molyが開発した『お守り防犯サービスMoly』が、ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018において、ASP・SaaS部門データ活用系分野で『ニュービジネスモデル賞』を受賞しました。この賞は、斬新さと優秀さが認められたサービスに贈られるもので、Molyの新しい防犯アプローチが評価されました。受賞式は2018年11月6日に行われ、発表と共に、同社のサービスのさらなる認知向上および質の向上を目指す考えが示されました。
ASPIC IoT・AI・クラウドアワードとは
ASPICアワードは、国内で特に優れたクラウドサービスを表彰するもので、受賞には総務大臣賞が含まれるなど、社会的に価値のあるサービスをサポートすることを目的としています。受賞によって、クラウド事業者やユーザー企業の発展が支援され、クラウドサービスがより社会基盤としての役割を果たしていくことが期待されます。
『お守り防犯サービスMoly』の概要
『お守り防犯サービスMoly』は、ユーザーの現在地に基づいて周囲で発生した事件情報を視覚的に提供するサービスです。また、発生した事件に基づき、注意すべき犯罪とその対策を通知することで、ユーザーが被害に遭うのを未然に防ぎます。現在、このサービスは25の都道府県で利用可能で、2019年中には全都道府県に対応する計画があります。
開発の背景と意図
女性が犯罪の被害に遭うことは依然として深刻な問題であり、Molyは独自の調査によると、58%の女性が路上で不安を感じたことがあるという結果とも結びついています。この調査結果を受けて、同社はこのアプリの開発を始め、多くの女性が安心して暮らせるようにサポートすることを目指しています。
サービスの特長
1.
スマートフォンファーストの設計:
アプリのインストールが簡単で、位置情報をもとにプッシュ通知を行うことで、リアルタイムに注意を促します。
2.
信頼性の高い防犯情報の提供:
県警や自治体から受けた信頼性の高い情報を活用し、独自のデータベースに組み込むことで、正確な情報提供を実現しています。
3.
ユーザーからの情報収集:
アプリ内でユーザーが簡単に情報を投稿でき、投稿された情報は運営側でチェックされるため、信頼性が担保されています。
今後の展望と目標
Molyは今後もサービス地域を拡大し、47都道府県すべてでの利用を目指しています。また、ダウンロード数を100万にする目標も掲げています。株式会社Molyは、被害者や加害者を無くすという使命のもと、お守り防犯アプリを通じて多くの人々の安全を守るための取り組みを続けていく意向を示しています。
企業情報
株式会社Molyは東京都千代田区に本社を置き、女性向け防犯メディアの運営なども行っています。設立は2013年で、資本金は100万円です。代表は河合成樹氏で、公共データを活用した防犯サービスの構築に注力しています。
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