約2000枚の工事写真が一つの台帳に！新機能でDXを促進するミライ工事

現場事務業務の変革をもたらす新機能

株式会社ミライ工事が提供する「ミライ工事写真」が、工事写真の管理・出力機能に大幅なアップデートを行いました。この新機能の導入により、約2000枚もの工事写真を一つの台帳にまとめて出力できるようになり、建設業界における事務作業の効率化が期待されています。

ユーザーのニーズに応えた新機能

昨今の建設業界では、現場での記録精度や提出資料の内容がますます重要視されています。これに伴い、各現場での写真撮影枚数も増加傾向にあります。しかし、これまでは「モバイル完結」「リアルタイム同時編集」といった特徴から、出力可能な写真枚数に制限があり、特に中大規模の現場では台帳の分割や管理が煩雑になっていました。

今回のアップデートは、ユーザーから寄せられた「もっと多くの写真を一括でまとめたい」という要望に応じたものです。最大2000枚まで出力できるリンクにより、従来の煩わしい台帳作成作業を大幅に軽減し、実務により即した便利な機能を提供しています。

待ち時間ゼロを実現

新機能の一つの利点は、出力中も他の業務を同時に行える点です。これにより、業務効率への影響を最小限にとどめています。従来は数百枚が上限だった工事写真も、最大2000枚までを簡単にまとめて出力できるようになりました。また、一度出力した台帳に更新がなければ、PDFまたはExcel形式で即座に出力可能です。

視認性の高い帳票作成

Excelでの出力に新たにオプションが追加され、画像をセル内いっぱいに自動拡大できる仕様が整いました。これにより、可読性の高い帳票が誰でも簡単に作成できるようになります。ヘッダーやフッターの追加・編集も直感的に行えるため、ページの情報が整理しやすくなりました。

PDFとExcelの統一レイアウト

アップデートにより、PDFとExcelで出力される帳票のレイアウトが統一されました。同じ内容の資料が形式に関係なく一致しているため、現場及び事務作業の混乱が解消されます。これにより、利用者は余計な確認作業をせずにすむようになるでしょう。

システムのシンプル化

一部利用頻度の低かったオプションや仕様の見直しも行われ、設定の複雑さが軽減されました。これによって、以前よりもシンプルで扱いやすい操作環境が整えられています。特にページ番号表示のオプションや旧CSV出力は廃止され、より一層の利便性が向上しています。

今後の展望

ミライ工事は、記録にかかる手間を削減することで現場監督の業務に専念できる環境づくりを進めています。AI機能や電子黒板の効率化も視野に入れ、更なる改善を図っていくとのこと。専門工事業態に最適化されたこのアプローチが、今後の建設業界におけるDXの進展に寄与することが期待されます。

株式会社ミライ工事のホームページでは、さらなるサービス詳細や今後の施策についても発信しています。興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。