マルウェア美術館
2024-07-04 09:53:53

サイバーセキュリティをアートで体感! ウィズセキュアがマルウェアミュージアムを開設

サイバーセキュリティ企業のウィズセキュアは、今秋ヘルシンキに移転する新社屋に、11月に「ミュージアム・オブ・マルウェア・アート (MuMA)」を開設することを発表しました。

MuMAは、サイバー脅威をテーマにしたアート作品を展示することで、一般の人々がサイバーセキュリティの世界をより身近に感じられるようにすることを目指しています。現実世界のサイバー脅威からインスピレーションを得た作品を通して、テクノロジーにおける複雑な問題や抽象的に映りがちなサイバーセキュリティについて、より深く理解できるようになるでしょう。

同社は、サイバーセキュリティが社会全体で認識されるべき重要課題だと訴え、MuMAを通して、サイバーセキュリティへの関心を高め、人々の行動と協力を促したいと考えています。

MuMAでは、実際に脅威データを活用したインタラクティブな作品「Threatscape」を展示する予定です。「Threatscape」は、高度なAI技術によって、サイバー脅威を視覚的に捉え、マルウェアの動作を理解できるようになっています。

さらに、史上最も悪名高いウイルス「ILOVEYOU」をモチーフにした、PC用マウスを使った彫刻も展示されます。この彫刻は、マルウェアの人間的要素と心理的影響を強調することで、サイバー脅威の深刻さを訴えるものです。

MuMAは、ウィズセキュアとクリエイティブエージェンシーのUnited Imaginations社が共同で運営します。国際的なアーティストの作品を展示することで、サイバーセキュリティをより魅力的なものにし、多くの人々に興味を持ってもらいたいと考えています。

MuMAの開設は、ウィズセキュアが掲げる「サイバーセキュリティをすべての人にとって身近なものにする」というミッションの一歩となるでしょう。

ウィズセキュアは、ヨーロッパの多くの企業に選ばれるサイバーセキュリティパートナーです。世界中のITサービスプロバイダーや企業に対して、アウトカムベースのサイバーセキュリティソリューションを提供しており、特に中堅・中小企業からの信頼が厚い企業です。

同社は、35年以上の経験を持つサイバーセキュリティのプロフェッショナル集団であり、最新の技術と専門知識を駆使して、ユーザー企業のセキュリティ対策を支援しています。ウィズセキュアは、AIを搭載したテクノロジーやコ・セキュリティサービスなど、多様なサービスを提供することで、ユーザー企業のセキュリティレベル向上に貢献しています。

ウィズセキュアは、本社をフィンランド・ヘルシンキに、日本法人であるウィズセキュア株式会社を東京都港区に置いています。NASDAQ ヘルシンキにも上場しており、グローバルに展開するサイバーセキュリティ企業として、世界中のユーザー企業の安全を守っています。


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