ネットスターズが新たな店舗ソリューションを発表
株式会社ネットスターズが、店舗のレジ業務やフロント業務をセルフ化する「レジレスプラットフォーム」を提供開始しました。このプラットフォームは、さまざまな業態の店舗において、店舗運営の効率化と省人化を実現するための新しいソリューションです。
レジレス化の背景
近年、飲食店や小売業界などでは、人手不足が深刻な問題となっています。これに伴い、店舗業務の見直しが求められており、特にレジ業務やフロント業務を省人化し、他の業務に人員をシフトさせる傾向が強まっています。ネットスターズは、これまでキャッシュレス決済の普及に力を入れてきましたが、さらなる改善を目指し、「レジレスプラットフォーム」を導入したのです。
セルフ化のメリット
「レジレスプラットフォーム」では、来店前のオンライン決済を活用し、会計がシームレスに行えることが特徴です。加えて、チェックインやチェックアウトの精算もセルフで行えるため、顧客は待ち時間を短縮できます。さらに、KIOSK端末を導入することで、レジ業務の簡素化も図られており、顧客満足度の向上にも寄与しています。
提供される機能
このプラットフォームは、店舗の運営形態に応じたカスタマイズが可能で、フルスクラッチ開発も含まれた多様なアプローチを提供します。さまざまなハード(ハンディ端末やタブレット端末など)やアプリケーション(Webアプリやスマホアプリなど)を駆使して、業態ごとに最適な券売機やセルフレジ機を構築することができます。
さらに、既存の売上管理システムとのデータ連携にも対応している点も大きな魅力です。ネットスターズが提供する「StarPay」をベースにしており、国内外で利用される50種類以上のキャッシュレス決済も利用できるため、顧客が抱える決済に関する多様なニーズに応えます。
今後の展望
ネットスターズは、さらなるキャッシュレス決済のニーズに対応するため、国内の主要決済端末との連携を進めていくとしています。これにより、より多くの店舗での導入と利用がしやすくなります。また、業態に特化したソリューションの拡充にも注力し、秋にはカラオケやインターネットカフェなどの体験型施設に向けた新たな機能も追加する予定です。
さらに、3月26日(水)には「レジレスプラットフォーム」に関するウェビナーを開催し、実際の事例をもとにその活用方法を紹介する予定です。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
会社概要
株式会社ネットスターズは2009年に設立され、ゲートウェイ事業を展開してきました。2015年には、中国発のQRコード決済サービス「WeChatPay」を日本に初めて導入し、以来、国内外のQRコード決済を含むマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開しています。技術力を背景に、多様なサービスの提供に取り組み続けています。詳細については、公式HPをご覧ください。