Autodesk Flow Studioに新たなAIモデル「Wonder 3D」登場
米国カリフォルニアに本社を置くAutodeskが、AI技術を活用した新しいクラウドベースの制作プラットフォーム「Flow Studio」に新たな生成AIモデル「Wonder 3D」を追加したと発表しました。この新機能は、ユーザーがテキストや画像を入力することで、迅速に編集可能な3Dキャラクターやオブジェクトを生成することを可能にします。
Wonder 3Dの革新性
従来の3D制作は、多くの専門的なスキルや工程が求められ、多大な時間とコストがかかるものでした。しかし、Wonder 3Dは、そうした制作の課題を克服するために開発された生成AIモデルで、ユーザーは簡単なテキストプロンプトや参考画像を入力するだけで、短時間で3Dモデルを生成できます。これにより、コンセプト制作からプロトタイピング、さらにはゲームや映像製作に至るまで、クリエイティブワークフローの一貫したサポートが実現しました。
時間とコストの短縮
Wonder 3Dによって、アイデアを形にするための時間とコストが大きく削減されます。生成された3Dモデルは、後から自由に編集や調整が可能で、事前に提案したイメージを基にした制作に直接活用できます。Autodeskは、「AIがクリエイターを置き換えることなく、創造的な意思決定に集中できる環境を提供する」ことを重視しています。
主な機能の紹介
Wonder 3Dには以下のような機能があります:
- - Text to 3D:ユーザーが入力した短いテキストから、AIが自動的に3Dキャラクターやオブジェクトを生成。
- - Image to 3D:スケッチや参考画像を読み込み、AIが3Dデータへと変換。手作業の手間を大幅に削減し、スピーディーに試作が可能。
- - Text to Image / Edit Image:まずは2Dビジュアルを生成し確認後、3D化するワークフローを採用。
試行錯誤を支援
Autodeskは、Wonder 3Dにおいて「一度で完璧なモデルを生成する」のではなく、「高速にアイデアを試すことができる環境を提供する」ことを重視しています。生み出された3Dモデルは、さまざまな用途に応じて修正や再利用が可能です。ゲーム開発や映像制作、XRプロジェクトに活用できる広がりを持っています。
利用プランと展開
Wonder 3Dは、Autodesk Flow Studioの様々なプラン経由で利用可能です。AI生成機能はクレジット制で提供されます。
生成モデルのエクスポート
生成された3DモデルはOBJ形式などでエクスポートでき、従来の制作環境(MayaやBlender、ゲームエンジンなど)へ簡単に接続できます。
Autodeskについて
Autodeskは1982年に設立され、世界40カ国で展開する「デザインと創造」のプラットフォームカンパニーです。サステナブルな建築や次世代自動車、映画やゲーム作りまで、あらゆるものづくりに対してテクノロジーでサポートを行っています。
この新しい「Wonder 3D」は、クリエイターたちがこれまで以上に簡単にアイデアを形にし、革新的な作品作りに取り組む手助けをすることでしょう。