沖縄での思い出、安齋肇とみうらじゅんの壮絶な喧嘩
6月26日、水曜日の深夜、FMヨコハマで放送された「キイテルちょめラジ」に、アートディレクターでイラストレーターの安齋肇さんと俳優の山本圭祐さんがDJを務め、ゲストとしてイラストレーターでエッセイストの みうらじゅんさんが登場しました。今回は、みうらじゅんさんが安齋さんとの沖縄ロケの思い出を振り返りながら、彼らのユーモアたっぷりの会話が繰り広げられました。
番組内でみうらさんは、安齋さんのツッコミのしやすさについて語りつつ、懐かしい飲み屋での思い出話に花を咲かせました。「昔はお互いに飲み過ぎて、頭を叩き合ったこともあったな」と笑いながら話すみうらさんの声には、当時の楽しさが滲んでいます。
忘れられない飲みすぎの夜
若かりし頃、安齋さんとみうらさんは旅番組の撮影で沖縄を訪れました。この時、泡盛を何本も飲み、どういう理由で言い争いに発展したのかは記憶にないものの、あまりの酒の勢いで繰り広げられたのは壮絶な喧嘩でした。「いつの間にか瓶が3本空いていた」と振り返るみうらさん。喧嘩は始まると収拾がつかず、最終的にお店の人から外でやるように言われる始末。「ちょっと外に出てやってよ」と言われると、思わず二人は外へ。
喧嘩が生んだ伝説
喧嘩は激しさを増し、アスファルトの上でお互いに半ズボン姿のまま、擦りむいたり血だらけになったりしてしまいました。カメラマンも同行していたのですが、その後の光景は思い出に残るものとなり、まるでフィルムにも記録されてしまったかのよう。「撮るか?止めるか?」と聞かれたみうらさんは「撮れ!」と答え、その結果、喧嘩の様子がフィルムにしっかり収められていました。
「その36枚には、喧嘩の始まりから終わりまでが詰まっているんだ」と安齋さんは話し、二人の珍妙な姿が映画のワンシーンのように思えます。みうらさんは「これはダメだ。死ぬかもしれない」と感じ、事態を収めるために安齋さんのパンツを脱がそうと決意しました。「脱がされた方が負けなんだからね!」と言うと、安齊さんも意外と納得し、半ばそうされるがままに戦いが止まりました。
再び盛り上がる喧嘩話
この沖縄での一件は、安齋さんとみうらさんにとって忘れられない思い出となっており、彼らの絆を深めるきっかけにもなったようです。笑って話せるようになった今でも、思い出話をするとついつい盛り上がり、また新たな喧嘩の様子が話題に。やはり彼らの間の友情は、喧嘩を経てもなお強いようです。
重要なのは、ただの喧嘩ではないということ。その背景には、彼らの描くアートや独特の視点があるからこそ、エンターテイメント性が生まれたのです。2023年も彼らのコンテンツから目が離せません。
みうらじゅんさんの新刊情報!
さらに、みうらじゅんさんから新たな著書が発売されているということで、ここでお知らせ。彼の新刊「通常は死ぬ前に処分したいと思うであろう100のモノ」は、貴重なエッセイ集で、ISBNは978-4-16-391865-5です。この本には、彼の独自の視点とユーモアが詰まっており、ぜひチェックしてみてください!
今後の活動にも期待が高まる、安齋肇さんとみうらじゅんさん。これからも彼らのラジオ番組『キイテルちょめラジ』での楽しいトークを楽しみにしていきましょう!