高槻市の特別講座で文化財を深く学ぼう
高槻市立今城塚古代歴史館にて、特別講座「太鼓形埴輪でつながる高槻と田原本」が2023年8月17日(土)に行われます。この講座では、奈良県田原本町教育委員会から文化財専門職員の柴田将幹さんをお招きし、太鼓形埴輪の研究成果についてお話しいただきます。
ハニワの日の歴史
高槻市では、毎年8月20日を「ハニワの日」と定めており、これを記念した講座が開催されています。この日は、武人を象った市のマスコットキャラクター「はにたん」の誕生日でもあり、高槻の歴史と文化財をPRする貴重な機会となっています。
太鼓形埴輪とは
太鼓形埴輪は、古代の儀礼や軍隊の号令に用いられた太鼓を模型した埴輪であり、全国で4つ所しか出土していない非常に珍しい存在です。特に、奈良県田原本町の宮古平塚古墳では、驚くべきことに完全な形での太鼓形埴輪が発見されています。この講座では、今城塚古墳と宮古平塚古墳の埴輪の特徴や、製作背景について解説される予定です。
講座の詳細
- - 日時:令和6年8月17日(土)13時30分から15時まで
- - 場所:今城塚古代歴史館2階映像研修室
高槻市郡家新町48番8号
- - 定員:120名(当日先着順、正午から整理券配布)
- - 講師:奈良県田原本町教育委員会主査 柴田将幹さん
- - 参加費:300円
- - アクセス:高槻市営バス「JR富田駅」1番乗り場より、1奈佐原行き「今城塚古墳前」下車すぐ、または関西大学・萩谷行き「氷室」で下車し徒歩8分。駐車場はさらに無料で利用可能(35台)。
文化財の魅力を再発見
この講座は、高槻市の文化財に触れる貴重な機会です。太鼓形埴輪の背後にある歴史や文化を知り、さらに高槻の地元の魅力を再発見できるチャンスでもあります。見逃さず、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
詳細については、高槻市の公式ウェブサイトもご覧ください。