大掃除実態調査
2024-10-01 15:53:38

2023年末の大掃除実態調査から見える変化と未来の掃除観

2023年、ダスキンが全国で実施した大掃除に関する調査の結果が発表されました。この調査は、20年以上にわたって毎年行われており、今回で20回目を迎えています。調査対象は全国の20歳以上の男女4,160人で、年末の大掃除に対する意識や実態について様々なデータが集められました。

大掃除実施率の変化


2023年末の大掃除実施率は52.6%で、過去20年間で初めて半数を超えましたが、それでも20年前と比較すると実施率は10%減少しています。このデータからは、特に若年層や子育て&共働き世帯では、掃除にかける時間が減少している傾向が顕著です。全体の28.6%が「大掃除にかける時間が減った」と回答しました。このような時短志向の背景には、生活スタイルの変化が影響していると見られます。

夫婦間の満足度


調査によると、配偶者の大掃除に対する満足度には男女でギャップがあり、夫から妻への満足度が89.4%であるのに対し、妻から夫への評価は72.7%となっています。夫婦間での掃除の取り組みの自己評価に差があることが反映されており、今回の結果からは「取り組む姿勢」が満足度に大きく影響していることがわかります。

担当場所と性別の傾向


キッチンの掃除率は68.8%と最も高く、次いでトイレ、浴室が続きます。性別によって掃除担当場所に違いがあり、女性は主に日常使用の場所を掃除する傾向が強いのに対し、男性は高所などの掃除を担当することが多いことがわかりました。特にシニア世代の男性は高所作業の掃除率が高く、体力に応じた分担が見られる結果となりました。

大掃除の実施日


大掃除を実施した日については、12月最終週が最も多く、特に12月30日が34.5%という結果が示されており、大晦日直前が多数派となっています。大掃除にかかる日数は1~2日が主流で、60代以上は体力を考慮して複数日にわけて行う傾向があります。

プロの依頼実態


また、大掃除で専門業者に依頼する家庭も多くなっており、2023年のプロ依頼率は9.4%。特にエアコン掃除の依頼が多いのが特徴です。プロへの依頼の満足度は高く、「自分では掃除できない場所がきれいになった」といった声もあり、時間短縮や高いクオリティに対する期待が高まっていることが伺えます。

これらの調査結果から、私たちの掃除行動が多様化し、効率性や専門的なサービスを求める傾向が強まっていることがわかります。今後の大掃除では、こうした傾向がさらに進むことが予想され、私たちの生活における掃除の位置付けも変わりつつあるようです。


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会社情報

会社名
株式会社ダスキン
住所
大阪府吹田市豊津町1番33号
電話番号
0120-100-100

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