楽楽販売にAI機能を搭載
株式会社ラクスは、その販売管理システム「楽楽販売」に2025年内からAI機能を段階的に取り入れる計画を発表しました。この新しい機能は、企業の特定の業務状況やビジネスモデルに合わせた販売管理のシステム構築をより簡単にすることを目指しています。
楽楽販売とは?
「楽楽販売」は、見積もり管理、受注管理、請求管理、発注管理といったあらゆる販売管理業務の効率化を図るためのクラウド型システムです。従量課金や月額費用の複雑な計算、さらには毎月のデータ作成作業を自動化することによって、販売管理に伴う手間やミスを軽減します。また、「楽楽販売」は、その高いカスタマイズ性により、各企業の独自のビジネスモデルに最適化され、多くの業界に対応可能です。従来のパッケージシステムでは自社の業務フローに合わないといった課題を持つ企業にとって、理想的な選択肢となります。
AIとの連携で新たな販売管理体験を
今までの販売管理業務は、多くの知識や経験を必要とし、また設計や構築にかなりの時間をかけるものでした。しかし、ラクスの新機能によって、お客様はAIとの対話を通じて、理想の業務フローを迅速かつ正確にシステム上に反映させることが可能になります。その後、ラクスのカスタマーサクセス担当がAIのアウトプットに基づきサポートを行うため、システム導入の知識がない方でも簡単に利用を開始できるようになります。
業務フローの可視化と迅速な反映
企業ごとのビジネスモデルや商習慣に応じて、業務フローを可視化し、システム要件に落とし込むプロセスがこれまでの課題でした。「楽楽販売」では、顧客が自社の業務フローをより迅速かつ簡単に形にするための開発を進めています。AIがユーザーの「やりたいこと」を言語化し、それをもとにシステム設定を自動化。この流れによって、構築スピードを高めるとともに、品質も保持します。
未来に向けたステップ
ランクは、今後も顧客がシステム導入に関する特別な経験や知識を必要とせず、自社の販売管理システムを直感的に構築・運用・改善できるサービスを追求します。また、ラクスが提供する「楽楽クラウド」では、「楽楽販売」だけでなく「楽楽明細」や「楽楽債権管理」などのプロダクトを統合的にあり、販売管理から請求書発行、債権管理に至るまで、企業の業務効率をさらに向上させるための取り組みを強化していきます。
会社概要
株式会社ラクスは、2000年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。代表取締役は中村崇則氏で、資本金は3億7,837万円。ラクスはクラウドサービスの提供を通じて、全国の企業に対して業務の効率化と革新を促進することを目指しています。
ラクス公式ウェブサイト