田名網敬一の新刊
2024-09-15 13:35:08

田名網敬一が贈る『おもしろブック』の魅力とその展覧会情報

田名網敬一氏が創る新たな『おもしろブック』の世界



「おもしろブック」とは、1949年に創刊された集英社のタイトルで、当初は山川惣治の『少年王者』がその顔となっていました。発売日には田名網敬一氏が書店でその本を求め、鼻を近づけてその香りを楽しむ姿が想像されます。そんな思い出が詰まった本が、75年を経て再び形を変えて登場します。

新たな『おもしろブック』の特徴



田名網敬一作品の集大成とも言えるこの新刊は、以前に刊行された「おもしろブック」の歴史を織り交ぜながら、アートやマンガ、さらにファッションや音楽、文学など多岐にわたる内容を取り入れています。アーティストとして国際的に評価される田名網氏は、この本のデザインや企画に深く関わっており、「これが面白い!」と感じる要素を集約しています。

本の内容



B4判のサイズで、田名網氏によるアートワークが随所に散りばめられています。特に目を引くのは、山川惣治と杉浦茂の作品を原寸大で再録していることです。また、赤塚不二夫のキャラクターが勢揃いする新作マンガも収録されており、世代を超えた楽しみが詰まっています。

更に、英語が併記されているため、海外の読者にもその魅力を広く届ける配慮がされています。

多彩なクリエイターとのコラボレーション



新たな『おもしろブック』には、様々なジャンルのクリエイターが参加しています。山川惣治や杉浦茂に加え、朝吹真理子や庄司夏子、さらには神秘的な要素を持つ鏡リュウジの『TTT/The Tanaami Tarot』など、多彩なコラボレーションが展開されています。これにより、アートや文化への広がりが見え、さまざまな視点で楽しむことができます。

特別な付録と展示会



この新刊には、特に注目すべき付録があります。それは『TTT/The Tanaami Tarot』の特別バージョンで、22枚の大アルカナカードが収められ、タロット占いを行うことができます。アートと占いの新しい形を楽しむ機会を提供しているのです。

田名網敬一氏と同期である昔からのアートファンにとっても、全く新しい視点で彼の作品と向き合うきっかけとなるでしょう。

展覧会情報



この本の発売にあわせて、田名網敬一『おもしろブックWORLD』展が開催されます。この展覧会は2024年9月17日から11月10日まで、東京都港区虎ノ門にある集英社マンガアートヘリテージトーキョーギャラリーで行われます。入場は無料ですが、26日、30日、8日、15日、21日、28日、5日は休廊となるので、訪れる際は注意が必要です。

田名網敬一氏の心の中から生まれたこの「おもしろい」本と、その魅力をさらに引き出す展覧会をお楽しみください。77年の時を越えて、アートの新しい風が感じられるこの機会を見逃さないでください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
株式会社集英社
住所
東京都千代田区一ツ橋2-5-10
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。