コープさっぽろの「AIRVISA」導入
2023-10-11 11:00:03
コープさっぽろ、外国人材のビザ管理に特化クラウドソフト「AIRVISA」導入で業務効率化とコンプライアンス強化
コープさっぽろ、外国人材向けビザ管理をクラウド化で効率化
生活協同組合コープさっぽろは、外国人従業員の増加に伴い、ビザ管理業務の効率化とコンプライアンス強化を目的に、外国籍従業員ビザ管理・申請クラウドソフト「AIRVISA」を導入しました。
同組合では、約300名の技能実習生や特定技能の職員、留学生アルバイト、配偶者ビザを持つパート従業員など、多様な在留資格を持つ外国人従業員が働いています。従来は紙ベースでビザ情報を管理していたため、情報収集、管理、照会に多大な時間と労力を費やしていました。さらに、オンラインでの情報共有には手入力が必要で、転記ミスによるリスクも懸念されていました。
担当部署も本部と各店舗、工場と分散しており、情報収集のリマインドや就労資格の判定など、属人化による人的ミスのリスクも課題でした。
AIRVISA導入によるメリット
「AIRVISA」導入により、ビザ関連業務のオンライン化を実現。就労資格判定、在留資格情報の管理・更新などを効率化し、ビザ期限切れのアラート機能や申請状況一覧機能で、業務漏れや属人化を防止します。
特に、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」との連携は大きなメリットです。AIRVISAを通じて在留カード情報をSmartHRの従業員データベースに反映することで、情報の一元管理を実現し、更なる業務効率化を促進しています。
また、OCR機能による在留カード情報の自動読み込みや、ハローワークへの電子申請機能など、今後の機能拡張にも期待が高まっています。これらの機能は、人的ミスや属人化のリスクを軽減し、より正確で効率的なビザ管理を可能にします。
外国人材の受け入れ体制強化
コープさっぽろは、外国人材の受け入れ体制強化にも力を入れています。技能実習制度の見直しや新たな制度導入など、社会情勢の変化に対応するため、常に状況を把握し、柔軟な対応が求められます。
人材流動性が高まる可能性や地方における人手不足といった課題を踏まえ、「AIRVISA」を活用することで、変化への迅速な対応と、外国人従業員にとって働きやすい環境づくりを目指しています。
コープさっぽろの取り組みとAIRVISAへの期待
人事部長のコメントによると、「AIRVISA」の機能と情報共有のスピード感に期待し、適正な雇用を実現することで、「働く先として選ばれるコープさっぽろ」を目指していくとのことです。
「AIRVISA」は、ビザ管理だけでなく、将来的には住居確保支援や生活支援にも取り組む予定で、外国人従業員の生活全般をサポートするサービスへと進化していく予定です。
AIRVISAの概要
AIRVISAは、企業向けの外国籍従業員ビザ管理・申請クラウドソフトです。コンプライアンス強化をサポートするだけでなく、生活支援機能の拡充も予定されており、企業の外国人材活用を多角的に支援するサービスとして期待されています。
まとめ
コープさっぽろの「AIRVISA」導入は、単なる業務効率化にとどまらず、外国人材の受け入れ体制強化、コンプライアンス強化、そして働きやすい職場環境づくりへの取り組みとして、大きな意義を持つと言えるでしょう。今後、AIRVISAがどのような進化を遂げ、企業の外国人材活用をどのように支援していくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社AIRVISA
- 住所
- 東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー
- 電話番号
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