健康を支えるスマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA」第2弾の実施内容
ライフログテクノロジー株式会社は、業界を跨ぐスマートホームプロジェクト「HAUS UPDATA」の第2回実証事業に参画し、健康管理アプリ「カロミル」と「カロミルコネクト」APIを通じて、新しい健康支援の形を目指します。このプロジェクトは、日々の生活行動データを集め、より良いライフスタイルを提供するためのものです。
HAUS UPDATAとは
「HAUS UPDATA」は、電通・日鉄興和不動産・CAPCO AGENCY・電通マクロミルインサイトによって推進されるプロジェクトで、日常生活の環境データとヘルスケアデータを統合し、新たなソリューションを地元の住民に提供することを目的としています。100世帯以上のモニター家庭に設置されたIoTセンサーと家電と共に、生活者の行動パターンを多面的に理解し、健康やウェルビーイングを高めるサービスを共創していきます。
今回の実証事業の目的
第2弾の実証事業は、2025年の6月から12月にかけて行われ、協力を得た100世帯以上の参加者に対して設置されたIoT機器から得られた生活行動データを分析します。そして、蓄積された食事・運動・体重データを元に、個々に最適化された健康提案や住環境の改善策を提供することを目指します。
具体的な実施内容
1.
データ収集:モニター世帯にIoTセンサーと家電を設置し、日常生活のデータを収集します。これにより、生活者の生活習慣や嗜好を把握します。
2.
データ分析:収集したデータは、電通が開発したセキュアなデータ基盤で分析され、個々の生活動向や好みに対する理解を深めます。
3.
生成AIの活用:参加者に合わせた日用品の購入提案や生活支援を生成AIが行い、生活者のニーズに即したサービスへのフィードバックを提供します。
カロミルの役割
ライフログテクノロジーでは、健康管理アプリ「カロミル」を介して得られたデータを「カロミルコネクト」APIを通じて提供し、参加企業と連携して新しい付加価値サービスを開発します。カロミルは530万人以上の会員を持ち、AIによる食事記録や運動管理機能を活かして、健康のトータルマネジメントを実現しています。
未来の展望
今回の実証事業を踏まえ、ライフログテクノロジーは、企業や自治体、フィットネス業界とのさらなる連携を視野に入れています。今後もAI技術や食事画像解析を強化し、より多くの人々の健康改善に寄与していくことでしょう。
この新たな取り組みにより、個々の生活スタイルや健康状態に応じたアプローチが実現され、より質の高い生活が送れるようになることが期待されます。