プルーフポイントが発表した新情報保護フレームワークの全貌とは
2024年9月にカリフォルニア州サニーベールで発表されたプルーフポイントのエンドツーエンドの情報保護フレームワークは、企業が直面するデータ漏えい対策の複雑な課題に応えるものです。このフレームワークは、組織がデータ漏えい対策(DLP)のプログラムを設計、実装、成熟させるための豊富な専門知識と実績のあるベストプラクティスへのアクセスを提供します。
現時点で、企業のわずか38%が十分に成熟したDLPプログラムを有しているとされています。これは、多くの企業が急速に変化するデータリスク環境に適応できずにいることを示しています。プルーフポイントは、NISTに触発されたフレームワークを用いて、特に高いスキルを持つ内部リソースが不足している組織でも、専門の知識と効率を活用できるようにします。このフレームワークにより、ユーザー行動やコンテンツを分析しながら、データ保護を現代のニーズに合わせて進化させる方法が示されています。これには、人員、プロセス、テクノロジーの統合的活用が求められます。
プルーフポイントのアプローチは、情報保護において「人」を中心に据えています。20年以上にわたる実績を元に、世界中のセキュリティ意識の高い組織に適したDLPプログラムの設計と運用を行います。また、最高情報セキュリティ責任者(CISO)向けの可視化ワークショップも提供し、プログラム改善のための具体的なガイダンスを行います。このフレームワークは、顧客が重要な成熟度のギャップを見つけ、業界全体のベンチマークを行う手助けをするとともに、施策の優先順位を効率的に決定するためのサポートをします。
主な内容は以下の通りです:
- DLPプログラムの成熟度評価
- 同業他者とのベンチマーク
- プログラム設計に関する推奨
- 行動とコンテンツの可視化。
- 新たなデータ流出や脅威に関する調査
- 検知の最適化
- AIを活用したインシデント分析。
- 定期的なモニタリング
- 経営陣向けレポート作成
プルーフポイントのエグゼクティブ バイスプレジデント兼チーフ カスタマーオフィサーであるロヒット・ディクシットは、「データは人の行動によってリスクにさらされています」と警鐘を鳴らし、境界のない職場環境がもたらす複雑さを強調しました。プルーフポイントは、顧客にDLPプログラムの進化を提供し、サポートを通じて安心できる運用を実現します。
この新フレームワークとCISO向けワークショップは、2024年9月10日にニューヨークで開催されるプルーフポイントの「Protect」イベントにて紹介されます。プルーフポイントはすでに、世界中で4600万人以上のユーザーに信頼され、主要ブランドから選ばれています。データの保護という観点から、同社のフレームワークは企業が抱えるリスクを軽減し、より強固な情報管理を実現するものです。 さらに、業界での信頼性も高く、多くの企業が本プログラムの活用による変革を期待しています。
詳細な情報は、プルーフポイントの公式サイトや報道資料をご覧ください。