Capy User Insights
2018-04-20 10:00:14

ウェブサービスの安全を守る「Capy User Insights」とは

ウェブサービスの安全を保証する「Capy User Insights」



近年、インターネットは私たちの生活に欠かせない存在となっていますが、その影響で犯罪行為も増加しています。特に、ログイン画面への不正アクセスは深刻な問題であり、個人情報や重要データの漏洩につながる恐れがあります。このような状況の中、セキュリティスタートアップであるCapy株式会社は、ログイン画面の脅威を可視化する無料ツール「Capy User Insights」を提供開始しました。

Capy User Insightsの特長



「Capy User Insights」は、アクセスしているユーザーのIPアドレスなどを収集し、不正アクセスの実態を把握します。これにより、企業は攻撃者に対して適切な対策を講じることができます。具体的には、独自に構築した攻撃者のIPアドレスデータベースを用いて、アクセス元を照合し、Torやプロキシを経由した隠蔽されたアクセスもグラフィカルに把握することが可能です。これまでのログデータ解析では見えなかった脅威を、視覚的に確認できる点が大きな魅力です。

簡単に設置できる利便性



このツールは、導入も非常に簡単です。解析を行いたいログイン画面に専用のJavaScriptコードを貼りつけるだけで、すぐに情報収集が実施できます。特別な技術や知識がなくても始められる点が、多くの企業に受け入れられる理由の一つです。

アフターケアの充実



また、解析結果については詳細なレポートを提供し、どのような脅威があったのかについての解説も行います。「可視化された脅威」に対する具体的な対策についての相談も受け付けており、ユーザーに寄り添ったサポート体制を整えています。

申し込み手順



このツールの申し込みは非常にシンプルです。まず、専用サイトでメールアドレスを登録し、その後専用のコードをログインページに設置します。解析結果は、1ヶ月後にレポートとして提供されます。この無料サービスの受け付けは、先着10社限定となっているため、興味のある方は早めに申し込みを行うことをお勧めします。

Capy株式会社について



Capy株式会社は、「Security for All」を理念に掲げるスタートアップで、クラウド型の不正ログイン対策サービスを研究開発しています。創業者の岡田満雄氏は、京都大学で情報学を学びながら、電子透かし技術を研究してきました。2012年には米国デラウェア州にCapy Inc.を設立し、2017年に現在のCapy株式会社に組織変更しました。この企業は、国内外を問わず多くのカンファレンスで受賞歴を持ち、その技術は大手クレジットカード会社やゲーム会社、ポータルサイトなどで採用されています。

まとめ



「Capy User Insights」は、ウェブサービスを利用する全ての人々が安全で快適にインターネットを活用できる環境を提供するための重要なツールです。手軽に導入でき、脅威を可視化し、さらには対策の相談も行えるこのサービスは、今後更に注目されることでしょう。ウェブの安全性を向上させたい方は、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
Capy株式会社
住所
東京都千代田区丸の内2-2-1岸本ビルヂング6F
電話番号
03-5413-7516

トピックス(IT)

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