女性リーダーを支援する新たな基金、募集が7月から開始！

日本の男女格差を解消するための取り組みが続いていますが、依然として「ジェンダーギャップ指数」では、先進国の中で最下位の状況が続いています。このような環境を改善し、女性リーダーを増やすことを目指す「女性リーダー支援基金」の第5回公募が、2024年7月14日（月）から始まります。

この基金は、2021年に石川清子氏によって創設されました。日本の女性が直面する構造的な男女格差を解消するためには、意思決定に関与できる女性リーダーを数多く育成することが急務です。公益財団法人パブリックリソース財団（所在地：東京都中央区、代表理事：久住剛）は、政治家や社会活動家を目指す多様な分野の女性たちに対し、活動奨励金や交流ミーティングを通じたサポートを提供しています。

審査委員長には著名な社会学者、上野千鶴子氏が名を連ね、他にも浜田敬子氏、及川美紀氏、小木曽麻里氏、能條桃子氏といった実績を持つ方々が、選考過程に関わります。この公募では、女性リーダーとしての活動が期待できる個人を募集し、適切な対象者を選出したうえで、100万円の奨励金を支給します。さらに、受賞者同士が相互に学び合い、メンターシップ制度や勉強会を通じて、さらなる活動の幅を広げることができる環境を整えています。

過去の受賞者には、政治や法律、医療、ITなど、様々な分野で活動する女性が名を連ね、彼女たちはこの基金を通じて、共に学び成長する機会を得ています。これまでに25名の活躍が報告されており、各々が自らのビジョンを実現するための力を身に付けてきました。

「女性リーダー支援基金」は、ただの助成金以上のものを提供しています。受賞者には、交流の場や学びの機会を提供し、現場の実践者同士が協力し合うことで、より大きな社会的インパクトを生むことを目指しています。

公募対象となるのは、次のような女性たちです。
1. 政治家志望者（現職や立候補が既に決まっている場合は除外）
2. 社会活動（NPO・NGO）に従事している方
3. 社会起業家を目指す方
4. 女性のためのアクションリサーチの企画・実践者

この機会を通じて、全国で「ジェンダー平等な社会を作りたい」と考える女性たちが夢を実現する手助けをしたいと考えています。応募期間は2024年7月14日から8月29日までと、限られていますので、興味のある方はぜひ早めにお申し込みください。

詳細情報は、パブリックリソース財団の公式サイト（こちらから）を参照してください。ここでの活動が、未来のリーダーシップを育む礎となることを願っています。今後の展開に期待が寄せられています。

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