藤枝市と静岡県立大学が連携し若手職員と学生が政策を討議

若手の未来を共に考える政策討議

2023年6月26日、静岡県立大学の4107号教室で開催されるイベントでは、藤枝市の若手職員と大学のゼミ生たちが集まり、地域の社会福祉政策について活発な意見交換が行われます。参加者は総勢40人で、両者が持つ視点を交えた討論によって、今後の地域福祉に関する展望を探ることを目的としています。

イベントの背景

近年、社会が直面している厳しい状況を考えると、地域福祉の将来はますます重要な課題となっています。藤枝市が誇る政策研究センターが設立されたのも、そのような時代の流れを受けたものです。このセンターは、地域貢献を促進するために設立され、若い世代が将来に向けた解決策を模索するための場所となっています。

同大学のゼミからは、経営情報学部に在籍する教員と学生が参加し、特に健康・福祉政策、そして子ども政策にフォーカスを当てています。大学と藤枝市の連携が具体化した場面であり、実際の政策形成において若者の意見がどのように影響するか、大変注目されます。

討議のテーマ

このイベントのテーマは「地域における健康・福祉政策（こども政策を含む）の姿と今後のあり方」です。現代社会が直面する複雑な問題を解決するためには、地域住民のニーズを深く理解し、それに応じた施策を考える必要があります。

参加するのは、藤枝市での健康福祉や子ども政策を担当する若手職員や理事たちです。これによって地域の状況についての知見が深まり、学術的な視点と現場の視点が融合した意義ある議論が期待されます。

参加者の構成

イベントには、静岡県立大学の経営情報学部から教員6人と学生28人、藤枝市から若手職員5人、さらに専門的な知見を持つ理事などが参加します。これにより、大学教育と市政の相互作用が生まれ、相乗効果がもたらされることが期待されます。

特に、若者たちがどのように自らの知識を政策に生かすか、それをどう提案していくかというプロセスが重要です。意見交換を通じて、新たな視点やアイデアが生まれることが期待されます。