復興の物語「のとToみやけ」
2025-06-01 09:18:05

能登半島地震からの復興を描いたドキュメンタリー動画「のとToみやけ」の公開

「のとToみやけ」:能登半島地震からの復興物語



2024年1月、能登半島で発生した地震は多くの人々の生活を一変させました。その中で大きな影響を受けた「のと国分寺工場」を運営する有限会社みやけ食品は、震災から約1年半後にドキュメンタリー動画「のとToみやけ」を公開しました。本記事では、この作品の背景や、地震から復興する地域の姿に迫ります。

感じた災害の爪痕



能登半島の中心に位置する七尾市。その市内にあるのと国分寺工場も、震災による甚大な被害を受け、数ヶ月にわたって稼働を停止せざるを得ませんでした。人々の生活の基盤である食料供給が途絶え、工場のストック品である茶わんむしや玉子とうふを、避難所に提供することから始まった支援活動。

さらに、長期間にわたる断水にも直面した工場は、井戸水を地域の人々に開放し、困難に立ち向かう姿勢を見せました。このように、地震からの復興は地域の人々による協力によって少しずつ実現していったのです。

希望の光を灯す動画



公開されたドキュメンタリー動画「のとToみやけ」は、単なる復旧報告にとどまらず、地域の人々や社員の思いを映し出しています。みやけ食品の社員だけでなく、地域に住む人たちとのインタビューが交えられ、能登の美しい自然と共に、復興に向けた希望の思いが語られます。「ここが好きだからこそ、もう一度灯りを灯したい」とのメッセージが心に残る作品に仕上がっています。

社員と地域のつながりを再確認



この動画の制作は社内外の情報共有にも重きを置いています。同社は、全国各地にいるグループ社員に向けて、震災の記憶を風化させないための取り組みとして、このプロジェクトを位置付けています。参加者は復興のプロセスを知り、同じ企業に属する仲間としてのつながりを感じてもらうことを目指しています。

未来に向けた商品づくり



みやけ食品は、創業以来たまご関連の食品を通じて、食卓に笑顔を届けることを目指してきました。動画には「食卓の笑顔は、たまごから。」というタグラインが添えられています。この言葉に込められた想いは、たまごを通じて遠く離れた誰かの笑顔や希望になりたいという願望が表現されています。

特別キャンペーンの実施



「のとToみやけ」の公開に合わせて、ユーザー参加型のプレゼントキャンペーンがSNS上で開催されます。期間は2025年6月1日から6月30日まで。参加者は、みやけ食品の公式アカウントをフォローし、動画を視聴して感想を投稿することで、抽選で地域名産の詰め合わせが当たるチャンスがあります。

終わりに



震災からの復興の道を歩む「のと国分寺工場」。その背後には、地域の人々の協力や社員の思いが強く影響しています。「のとToみやけ」は、その物語を美しい映像で伝えることで、観る者に希望を与える作品となっています。この動画は、能登の魅力とともに、地域経済の復興への道筋を示すものと言えるでしょう。ぜひ一度、動画をご覧いただき、そのメッセージを感じてほしいと思います。


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会社情報

会社名
有限会社みやけ食品
住所
石川県七尾市千野町へ部18番
電話番号
0767-52-1885

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