FUNclusion Reportの発表
先日、新たに発表された「FUNclusion Report」は、企業における多様性(DE&I)を実現するための参考資料として、多くの関心を集めています。このレポートは、企業が抱える多くの課題を浮き彫りにし、それに対処するための具体的なアプローチを提案するものです。
DE&Iの重要性
最近の社会では、さまざまな価値観が共存し、個人が自分らしく豊かに生活するためには、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の実現が不可欠です。企業の運営においてもこれが求められており、法律や報告義務の変化もその後押しをしています。例えば、上場企業は、有価証券報告書で多様性に関する方針を開示することが求められるようになりました。
これらの背景から、多様性の確保は企業戦略の重要な要素となっていますが、実際の取り組みには課題も多いことが調査で明らかになっています。多くの企業がDE&Iへの賛同を表明している一方で、実際にどう進めていくのかという悩みを抱えているのです。
調査結果
「FUNclusion Report」では、全国のビジネスパーソンを対象に行った調査の結果も紹介されています。ビジネスパーソンの約70%が、DE&Iを実践しようとする中で難しさを感じているとのこと。このような中で、企業がどのようにDE&Iを推進していけば良いのか、そのヒントが本レポートに集約されています。
HERALBONYとの共創
特に注目すべきは、HERALBONYとの共創によって生まれた新たなアプローチです。HERALBONYは、個々の意識を大きく変える企業の団体です。これとの連携により、より具体的で実践的な方法論を採用することが可能になりました。この共創によって生まれた「FUNclusion」は、単なる言葉ではなく、企業が具体的に採用できる新しいインクルージョンの形を示しています。
FUNclusion Paletteの利用
さらに、レポートでは自社のDE&Iを見つめ直す新しいフレームワーク「FUNclusion Palette」や、プロジェクトの進行をサポートするためのサービスも紹介されています。これにより、企業は自らの状況を客観的に診断し、必要な改善策を見出す手助けを得ることができます。
代表者のコメント
株式会社大広の宮下陽介代表は、レポートの意義について語りました。「本レポートは、企業のDE&I推進における隠れた問題を浮き彫りにし、それを乗り越えるためのヒントを提供するものです。一見して高い推進率が示される中、それに隠されている多くの悩みと向き合い、対話を重ねることで、新しいインクルージョンの形を提案しています。」
まとめ
「FUNclusion Report」は、企業のDE&Iに関する現状を深く掘り下げ、具現化への道筋を示す貴重な資料です。今後、さらに多くの企業がこの新たな視点をもとに、より多様性に富んだ職場環境を目指していくことが期待されます。レポートの詳細は、以下のURLからダウンロード可能です。
ダウンロードリンク
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また、SIGNINGは、社会課題の解決と新たなビジネス機会の創出に特化したソーシャルビジネススタジオです。SDGsへの関心が高まる中、彼らは既存のビジネスモデルに縛られないアプローチを提供し続けています。
企業が直面する問題に対して、実行可能な解決策を提供していくことが、今後の安定した成長に向けた鍵となるでしょう。