国際物流総合展2025出展、未だ見ぬ物流の未来への挑戦
野村不動産株式会社は、2025年9月10日から12日までの期間、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」にて、イベント史上最大規模の出展を行います。この展示会は、物流業界が抱える人材不足やデジタルトランスフォーメーション(DX)の課題に対する解決策を模索する場であり、同社が組織する企業間共創プログラム「Techrum」に参加する17社と連携して実現されます。
この国際物流総合展は、様々な物流技術やソリューションを一堂に集め、業界の革新を促進することを目的としており、昨年の参加者数は予想を上回り、来場者は5万人に達しました。野村不動産の出展ブースでは同社が開発した高機能型物流施設「Landport」のコンセプトが紹介される他、各パートナー企業の自動化・省人化ソリューションを通じて、新たな物流の姿が体験できる予定です。
Techrumのパートナー企業との連携
「Techrum」は、野村不動産が展開する自動化・省人化に向けた取り組みを支える仕組みで、2021年から始まったこのプログラムには、ロボティクス、ICT、及び物流関連技術を持つ企業が参画しています。これまでに、各社が持つノウハウを活かし、顧客のニーズに応えるソリューションを数多く提案してきました。今年の国際物流総合展では、特にこの17社との連携を深化させ、出展内容が大幅に強化されています。
1つ具体的な目玉となるのが、複数企業の機器を連携させたデモ展示です。この展示に参加する来場者は、個々の機器がどのように機能するのかを観察できるだけでなく、実際の物流プロセスとして導入されている様子を直感的に理解する絶好の機会と言えます。このような企業間のコラボレーションによって、来場者は自らのビジネスにおける効率化のヒントを見つけることができるでしょう。
出展の意義と未来への展望
野村不動産は、「まだ見ぬ、Life & Time Developerへ」という2030年ビジョンを掲げ、幸せと豊かさの最大化を追求しています。このビジョンの実現に向け、物流業界の課題解決や地域の産業創出に積極的に取り組んでいます。展示会を通じて、本社は自社の物流施設コンセプトやテクノロジーが持つ価値を広く伝え、さらなるビジネスチャンスを見込んでいます。
特に、自動化と省人化に対応した新たなビジネスモデルの開発が加速している現在、企業は持続的な発展を遂げるためには、こうした取り組みが不可欠です。今後も野村不動産は、Techrumのネットワークを活用し、さらなるソリューションの提供を目指します。
まとめ
国際物流総合展2025は、今後の物流業界の未来を見据えた重要なイベントです。出展する野村不動産とそこに集うパートナー企業の取り組みは、自動化と省人化というトレンドを反映したものとなります。この展示を通じて、物流に関心のある方々には、新しい解決策やビジネスのアイデアを得る良い機会となるでしょう。今後も進化を続ける物流業界に期待が寄せられています。