あしなが学生募金事務局が推進する未来のリーダー育成プログラム

あしなが学生募金事務局が推進するリーダーシップ研修

2025年度に向けた「あしなが学生募金事務局」の役職者向けリーダーシップ研修が、インパクトジャパン株式会社の主導により実施されました。この研修は、全国約130か所での街頭募金活動を支える学生たちに対し、自己成長と組織運営の効果的な手法を学ぶ機会を提供することを目的としています。

プログラムの概要と目的

aしなが学生募金は、災害遺児や病気遺児など、特別な支援を必要とする子どもたちを支える募金団体であり、その活動は50年以上もの歴史を有しています。毎年春と秋には全国で街頭募金が行われ、学生による自治団体がその活動を率いています。今回の研修には、役職者12名が参加し、全3回のリーダーシップ研修が設計されました。

研修の目的は、参加者が自らの経験から学び取り、成長するためのサポートを提供することです。特に、役職者として多様な背景を持つ局員との効果的なコミュニケーションを築くことが重要視されています。

研修の内容と参加者の声

モジュール1の研修は、2025年7月5日と6日の2日間にわたって開催され、様々なアクティビティを通じて他者との関わり合いを見つめ直す機会が作られました。参加者は、局員が多様なモチベーションを持ちつつも、共通の目標に向かう必要性を感じていました。

感想では、「マネージャーと局員の間でお互いの考えを共有することの重要性に気づけた」「リアルタイムで内省することの大切さを実感した」など、数多くの興味深い意見が寄せられました。

未来への展望

今回の研修をきっかけに、役職者たちは「先回り学習の機会」としての募金活動を新たにリ・ブランディングすることを目指しています。これにより、活動の意味付けが広がり、メンバー同士の結束が強化されることを期待しています。次回のモジュール2は9月に予定されており、学生たちのリーダーシップスキルが更に磨かれることでしょう。